follow hagi.life

田舎の人って、ブログ書けばいいんじゃないかな?

2018.10.02

最終更新日:2019年03月07日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

このブログで、まったく成果を上げていない僕がこんな提案するのは、僭越なのではありますが…。「田舎の人って、ブログ書けばいいんじゃないかな?」と思うのです。とりあえず、無料で使えるサービス使ってはじめちゃえばいいんじゃないでしょうかね。

小遣い稼ぎになるよ

以前から、ずっとこんなこと考えているので、もうこの件について書いたもんだと思っていたのですが、まだ書いてないようですね…。書こうとして、上手くまとまらなかったのかな?
僕は「田舎の人って、ブログ書けばいいんじゃないかな?」ってずっと思ってるのですよ。

最近よく「地域創生」って言葉を聞きますし、僕も興味があります。機会があればカジってみたいなとも思っているのです。
突きつめると地域創生って、その地域に住む人の「所得が上がること」だと思うのですよね。
豊かになることだし、購買力が上がることだと思うのです。
その方法論を行政や商工会、住民みんなで考えて「どんなことしようか」と知恵を出し合い続けているのだろうと思うのですが、どんなにいいアイデアがあったとしても「市民の所得を5%上げます」なんて目標、相当困難ですよね。

ところが、月給20万円の人が「ブログで月1万円の小遣い稼いでみます」って目標はどうでしょうか? なんとなく、実現できる人、多そうな気がしませんかね?

と、ここまで書いて思い出しました。
僕、このテーマで記事を書き始めたことありました。そして「月給20万円の人が、ブログで1万円。所得が5%向上」って書いて止めたんでした。
だって、僕がまだできてないんですもん。現時点で、ブログ開設後2ヶ月半、通算収益、約200円なんです。
これってなんか、大したビジネス成果出してるふうでもないのに、偉そうにビジネス語ってるヤツみたいで、ちょっと恥ずかしくなっちゃったんですよね…。

ホントかどうか、僕がちょっと試してみますね

ただ、今回は100記事超えたし、あと少しで開設後3ヶ月を向かえるし、というところまで来ていて「三日坊主じゃありませんよ」くらいにはなっていますので、「僕は信じてるんですよ」「1万円くらい小遣い稼げますよ」という実験をしつつ、過程をこのブログで記事にしつつ、「田舎の人って、ブログ書けばいいんじゃないかな?」って言い始めることにします。

もちろん「小遣い」以外にもブログを書く意義はたくさんありますので、とりあえず「無料+ブログ」とかでググってみて、タダで始められるブログサービスで書き始めてみればいいと思います。
最初は

  • やり方がわからない
  • 何を書いていいのかわからない
  • 日々の暮らしが忙しい
  • どこのブログサービスを使うのがオススメ?

などなど、ブログを書くことを敬遠するための理由はたくさんあると思います。
そこの乗り越え方や、やらかした失敗、その後のリカバリーなども、価値あるコンテンツだと思うのです。
僕はたまたま、Webデザイナーという職業でしたから、いきなりドメイン取って、サーバー(は、すでに借りてた)に、WordPressインストールして、カスタマイズして、ってやりましたけど、自分でできることからやり始めればいいと思うのです。

地域情報って需要あると思うんですよね

萩市に作業場を移動して3日目の昨日、母親と話していました。僕は母親のことを「買い物難民」だと思っていたのですよ。事実、そういう側面はあります。ただ、僕が想像していたほど悲惨な状況ではなさそうなのです。
徒歩約800mのところにあるディスカウント店と、100円均一の市内循環バス(萩循環まぁーるバス)に乗る必要がある大型スーパーを使い分けているようです。
最寄りの商業施設は約500m離れたところにあるコンビニなのですが、コンビニは希望小売価格通りの販売なので、母親は使いません。
昔は、近所に個人商店があり、そこで希望小売価格で購入していたんですが、ディスカウント店を使い始めると、希望小売価格は「高い」という認識に変わっちゃうんですね。

加工食品や肉・魚は、スーパーでまとめ買いするようです。トイレットペーパーなどの嵩張る日用品や重たいものは、母親の場合は、弟の車で買い出しに行っているもよう。単身のご老人などは、スーパーの宅配サービスを使っているようです。

で、野菜に限っては、無人販売所で買ってるのですよ。それは家から数100m離れた空き地にあって、「毎朝」その日に採れた商品が補給されるようです。
僕の実家あたり、田舎とは言え、それほど近隣に農地が広がっているような場所ではないのです。
野菜の無人販売所なんて、もっと山の方へ行った農村に車で行くもんだと思っていました。

では、どういう仕掛けになっているかというと、もともと農地の多い農村部で、毎朝市場ができるのですよ。母親いわく「農家の人がグループになって市場を運営してる」らしいのです。
(ちょっとあやふやな部分もありますので、もうちょっと調べてみようと思います)
それが、いくつもできているそうなのです。そこに出品する野菜は、JA(農協)では検査の対象にならないような、規格外の野菜。それを一袋100円のセットを作って、出品しているのだとか。

うちの近所で無人販売所を経営している方は、その「100円セット」を仕入れてくるのですね。そして、ウチの近所で150円で販売するのです。
あまり、大きな利益を生むビジネスではなさそうですよね…。商圏はその販売所から徒歩圏の人たちですから。
ただ、その販売所のオーナーは、病気の治療中らしいのです。朝、販売所に商品をセットしたら自宅に帰る、そして時間が経ってから料金を回収しにくるようです。実質労働時間が少なくて、自宅でゆっくり休息できる時間を多く取ることができるビジネスとして、この店舗を経営しているようです。

これ、ブログネタになるかも!?

確かに、個人商店は廃業し、スーパーも撤退。年々買い物は不便になっていることは確かなようではあります。
しかし、前述の野菜の無人販売所以外にも、個人宅に配達してくれる商店が、まだ営業を続けていたり、これまで配達していなかった商店が配達を始めたり、いろいろやりくりしながら融通できているようなのです。
交通に関しても、100円均一の市内循環バスと、従来価格の路線バスを組み合わせて使っていたり。その街ならでのいろんなハックが増えているようなのです。

日常的にブログを書いていると、こういう話に接したときに「あ、これブログネタになるかも」と思いつきますし、記事を作ることを前提に話を聞きますから、話をていねいに聞くクセがつきますよね。
実は田舎って、こういう情報の宝庫なんじゃないかと思うのですよ。
たとえば「山口県萩市に移住したい」という人の目に触れると、萩市での生活をイメージしてもらいやすいでしょうし、同じように人口減少に悩む人々どうしでの情報の共有、アイデアの出し合いみたいになっても面白いと思うのです。
残念な話ではありますが、人口が減少し、街がさびれてなくなっていく集落の記録になるかもしれません。

その上で、ちょっとした小遣いを得る。それを羨ましく思った人が「自分もネタある、書く」ってなる。
ある日、外の人が気づいて「○○市って、人口の割にブロガー多いね」みたいな話題になる、とかそういうのってちょっと楽しそうだな、と思うのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。