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50代。まだまだ失敗できるんじゃない?

2019.01.29

こんにちは、萩ドットライフ()です。

人間ってたぶん、自分の成長を感じることがとても好きなのですよ、年齢関係ありませんね。50代半ばの僕がそう思っていますし、これからもずっとそう感じ続けるはずです。それを手っ取り早く味わう方法は「新しいことをはじめる」だと思うのです。

失敗ばかりだった頃って、楽しくなかったですか?

近所の兄ちゃんたちと遊んでもらうようになったり、町のスポーツチームに入ったり、部活に入って一年坊主になったり…。
ガキの頃って、定期的に何かを始めるしくみができてて、いつも何かの初心者だったような気がするのですよ。
当然、下手っぴだし、失敗ばかりするに決まってるんですよね。

でも、50代も半ばになった今でも「あの頃、楽しかったなあ」と思い出すのですよ。
もちろん、悔しかったり、ツラかったこともいっぱいありましたけど、自分の成長を感じられたり、それによって周囲が自分を見る目が変わることの嬉しさや楽しさが、それらを上回ってるんでしょうね。

そりゃ、失敗なんてしたくないに決まってるし、最初から上手くできたほうがカッコいいんですが、人はどうしても背伸びをしますから、絶対に失敗しないことなんて楽しくないし、失敗しそうなことを選んでやっちゃうんですよね。
で、今まで失敗ばかりで成功しなかったことが、上手くできるようになると、すごくウレシイ!

それが、だんだんと、年齢とともに失敗することが減っちゃうんですよね。

「事前に失敗を察知できる」とか「失敗はするけど、リカバリーが上手くなってる」みたいな部分もあって、それはそれで自分が成長してる証なので、いいことではあるのですが、どこかに必要以上に失敗を恐れる自分を感じたりもするのですよね。

大人の生活が、子供時代よりも楽しさが少ない(と、僕は感じているのです)のは、失敗が減ったからなんじゃないのかな? という気がしてるのですよ。
アタマではずっとそう考えているのですよ。でも、実際の手応えがもう10年以上ないんですよね。

「全然うまくいかないな」が「やった、できた!」ってなったのって、フリーランスになって最初の5年間で「なんとか食っていけるぞ」って感じた、15年ほど前のできごとが最後だったんじゃないでしょうかね。
その後も、こまごまとした技術の習得とか、情報のアップデートとかはありますけど、それほど大きなインパクトがないまま、ここまで来ちゃってるんですよね。

まだ新しいこと、始められますよね

ガタガタ言ってても仕方ないから、また何か失敗してもようかな? と考えているのが今なのですよ。
とりあえず、クライアントワークをやめて、スタンドアローン(自己完結型)の働き方に変えてみたくて、こうしてブログを書き始めています。
約半年経ちましたが、一向に上手くなりません。

WebマーケとかWebライティングのチカラを付けたいのですよ。
その上で、Webサイトを定期的に新しく作って、運用して稼ぐようになりたいのです。

この記事を書いている現時点では、新規案件の受注をストップしてセミリタイア生活を始めていますし、環境を変えようと東京と山口県萩市を行ったり来たりしながら二拠点生活を試みています。

僕は「新しいことを始めるなら、早いうちに」と思います。
でも「新しいこと」を思いついたのが、50代になってからだったのならば、50代に始めるしかないですよね。
たぶん、70代になっても80代になっても「新しいこと」を思いつくような気もするので、「新しいこと始める」グセみたいなのを、今から付けておこうと思っています。

いちばん失敗を容認できる年代かもですよ

若い頃(う〜ん、20代とか30代とか?)って、親が元気だったり、サラリーマンだったら上司などの年上の同僚がいたりして、いろいろと口出ししてくる人が多くて、何か新しいことを始めようとすると、不要な口を挟んでくる関係者が多いかもですね。

でも、40代とか50代くらいになると、家族以外は基本、放置してくれますよね。
その頃になると、要らんことばっか言ってくるようなヤツとは、付き合いを絶ってたりしますしね。

自分が思ってる以上に、他人は自分のことを気にしてないことに気づくのですよ。
ほら、自分もそんなに他人のことを気にしてないでしょ?

勝手に思いついて、勝手に行動しても、誰もなんとも言わなくなるのですよ。
もちろん、失敗しても他人は自分のことを放置してくれますよね。

加えて、おっさん(おばさん)世代になると、これまで働いてきているので、そこそこの蓄えがあったりするのですよ。
また「あと何年かすれば年金もでるし、贅沢はできなくても、死ぬことはないだろ」みたいな計算が立ちますので、少々の失敗は容認できたりするんですよね。

大金を失うような大博打は、ちょっと躊躇するにしても、僕が今やってるような「ネット上で何かを生産できるような知識と技術を身につけたい」くらいのことでしたら、失うものなんて「これまであった稼ぎ」くらいのものなのですよ。
なんとなく「資産の○%を失うくらいまでは、失敗し続けても大丈夫」という見込みは立ちやすいのです。

もひとつ言えば、リスクなんて絶対になくならないのですよ。行動にリスクはつきものですからね。
損得よりも、行動しない後悔。リスクを恐れてやりたかったことをやらずに時間が経過する方がイヤなのですよ。
あと30年もすれば僕、死んじゃいますからね。

また何かの初心者になりたい

以前「また何かの初心者になりたい」っていう記事を書いていて、ブログ書き始めたばっかりの頃の記事なので、いろいろとクオリティに難はあるのですが、これは僕が定期的に思ってることなのですよ。

当然、今もそう思っていますし、これからもずっと思い続けることだと思います。

失敗から始まって、それを克服して、成長を感じる、みたいなルーティーンをずっと続けていたいのですよ。
「失敗なんて怖くない」なワケありませんよ。
そんなものイヤに決まってますが、成長を感じることの入り口だってことも解ってますからね、ゲームを開封した直後にスライムにやっつけられることくらい承知してるのですよ。

それがだんだんと、強い敵に勝てるようになってレベルを上げて、ボスキャラをやっつけるストーリー。
自分でも楽しいし、傍から見ててもカッコいいと思うのですよ。

失敗すると当然、反省しますよね。
反省とは「原因の究明と改善案の提示」なのですが、これが一発でスカっと決まるとも限らないのですよ。
何回も何回も試行錯誤をすることだってありえますね。

この過程をこのブログに記録していきたいのですよ。
おそらく他人の成功体験よりも、失敗体験のほうが読みたくありませんかね?
(参考:もっと早くブログ始めとけばよかった

とりあえずは、僕のこのブログ。「いつまで経っても、文章上手くならねえな」と思いつつお読みいただければと思っています。
はい。失敗してる最中なのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。