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ブログなんて書いてる場合じゃないのか?

2018.12.20

こんにちは、萩ドットライフ()です。

年末進行に巻き込まれています。「年内にこのコンテンツを公開したい」という依頼が次々とやってきているのですよ。頭の中に「ブログなんて書いてる場合じゃない」という言葉が浮かんできます。「あれ? この感じ、前にもあったぞ」というお話です。

「こんなことやってる場合じゃない」って、過去にも何度か…

人生において何度か、というよりも頻繁に「こんなことやってる場合じゃない」という気持ちになったことがあるのですよ。

試験勉強をしなければならないのに、本を読み始めちゃうみたいなことですね。

こうしてこの記事を書いている、まさに今「ブログなんて書いてる場合じゃない」と思いながら書いているのです。

前述の通り、年末進行の真っ只中にいるのです。
今日は2018年12月20日。今週でほぼ年内の予定は終わり、週明けにほんの少しだけ、積み残した作業を終え、事務処理や掃除をやる予定だったのですが、ここに来て、細かい依頼がちょこちょこと舞い込んで来ているのですよ。

僕はセミリタイアしたことにはなってるんですが、新規案件の受注を止めただけで、運用案件はまだ4〜5本残っているのです。
その中から「どうしても年内に」という依頼が来るのですね。

「え?! もう何日も残ってないよ」ではあるのですが、好きな担当者から頼み込まれたら、断るわけにもいかないし、1本受けたら、次のもう1本が断りにくくなるし…。

とにかく「ブログなんて書いてる場合じゃない」なのです。

この「こんなことやってる場合じゃない」っていう言葉、これまでの人生の転換期では必ず意識したワードなんですよね。

以前「50代半ばのセミリタイア。まだ「何かやりたい」の途中」で、

そして、過去において何度か「何かやりたい」が「これしかない」に変わることがあるのですよ。
モヤモヤと感じてたものが、急速に解像度が上がっていく感じなんです。おそらく「思い込み」ってヤツなんだと思うんですけどね。

と書きましたが、まさにこの状態のときに必ず「こんなことやってる場合じゃない」がやってきたのです。

デザインの練習を始めたときもそうでしたし、Macを買ってDTPに取り組み始めたときもそう。
会社の設立準備をしてたとき、Webに軸足を移そうとしていたとき、資産運用に興味をもったとき、そして今、ブログを書き始めたとき。

今、ブログを書くことに対して「これしかない」と思い始めてるのですよ。
「ブログ」自体をこれからもずっと続けていくのかどうかわかりませんが、とにかく「コンテンツを作りたい」「Webマーケ覚えたい」と思っているフェーズなのですよ。

他者に向かって言うと、楽しさを奪いますよね

「こんなことやってる場合じゃない」って、自分に対して思う分にはなんてことないんですよね。
自分の中で折り合いがつきますから「また、この感覚か…」と意識するだけなのです。

でもこの言葉を他人に向かって投げかけると、とたんに「息苦しく」して、その場を「つまんない」ものにしてしまうんですよね。

たとえば、ミーティングの途中で急にブレーンストーミングっぽい状態になって、みんなが面白半分、妄想半分のことを好き勝手に言い合うような局面が始まることってあるじゃないですか。
事実、言い合ってることはくだらないことだったりするんですけどね。

でも、こういう時間って、創造的な仕事をするためには欠かせない時間だと思うのですね。

そこで「こんなことやってる場合じゃない!」って誰かが言っちゃうと、急に楽しさが奪われていくのですよね。

ただ、ノリで会議時間をムダに伸ばすのも害悪だということも解っちゃいるのですよ。

僕は50代半ばのオッサンなので「こんなことやってる場合じゃない」っていう係なのだろうとは思いますが、タイミングとか言い回しとかには、最新の注意を払おうと思っています。

「こんなこと」が、僕たちを楽しくさせてくれるし、元気にしてくれる。創造的な作業に取り組むための活力になると思うのです。

「こんなこと」も学習なのですよね。

ブログはまだ僕にとって「こんなこと」なのです

ブログに話を戻すと、今こうしてブログ記事を書いている僕は「〆切の迫った作業がいくつかあり、はやくアウトプットして確認作業をする人に渡さないと、年末だけにみんなの忙しさが増すんだぞ、なんでノホホンとブログなんて書いてる?」という状態なのですね。

たしかに若干の後ろめたさは感じるのですよ。

これって、おそらく僕がブログで稼げていないからなんですよね。
ブログの方が収益が多ければ「年末にも関わらず、時間を使ってPCに向き合って作業しなければならない、デザイン業務」の方が「こんなこと」になるのだろうと思うのです。

僕のメインの仕事が印刷物のデザインだったとき、html書いたり、ブラウザで開いて表示確認することが「こんなこと」だったのですよ。
今では「印刷物のデザイン、やってないんすよね」ってことにしちゃってますからね。

この状況を脱するには、一刻でもはやくブログを収益化して、Webデザインからの収益を抜くことなんだろうと思いつつ、同時に「ブログなんて書いてる場合じゃない」と思いつつ書き上げた記事でした。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。