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金融資産の取り崩し運用について考える

2018.08.11

こんにちは、萩ドットライフ()です。

最近は金融資産を追加購入することよりも、売却することばかり考えてるのですよ。すぐに現金化しようってワケじゃありませんけど、頭の中を「セミリタイア」に支配されてますからね、それ用資金として使いながらの運用をずっと考え続けているのです。

保有している金融資産はチビチビ使うつもりです

「家建てるぞ」とか「世界一周旅行するぞ」みたいなのはないのですよ。たとえば、年金のように、少しずつ生活にの中に組み込みながら売却していきたいと思っているのです。
投資をするときは

  • 早期(若いとき)にはじめて
  • 長期間
  • 毎月定額
  • 同じ商品

を購入し続けるのがいいということになっているようです。
問題は「商品」なんですが「先進国の株式に連動するETF・ファンド」なんかが推奨されてますね。

僕は、「証券口座で資産運用を始めたときのこと」で書いたように50歳を超えて、一気に金融商品を購入したので、長期の積立投資もしていないし、ドル・コスト平均法もしていないのです。

ドル・コスト平均法:
ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging)とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ドル・コスト平均法(2018年8月11日現在)

ただ、売却するときには、これの逆ルートで現金化しようと思っているのです。長期定額売却ですね。

僕はよく、モーニングスターの
目標金額に必要な利回りでポートフォリオを組むの「毎月取り崩す場合」という計算フォームを使って皮算用してます。

定期的に訪れる大暴落にビビる

アジア通貨危機とか、リーマン・ショックとか記憶に新しいですよね。大暴落は「定期的に必ずやってくる」と思っています。
大きな資産を一気に現金化しようという計画を立てていた場合、大暴落と時期が重なれば、せっかくの資産を失うことになりますよね。
だから「長期定額売却」をしようと思っているのです。

たとえ、大暴落で資産の合計が目減りしたとしても、すべてを現金化するわけではないのですから、残ってる分は運用が続きます。
リーマン・ショック後の世界経済の回復を見ればわかるように、必ず下げ止まりは来ますし、回復期がやってきます。それが時間がかかるものなのか、急速なものなのかはわかりませんが、暴落したままというのは考えにくいのです。
そして、それなりの期間保有し続けるのであれば、値を戻すかそれ以上になっている可能性が高いのです。

「大暴落は定期的にやってくるもの」「上がったからといって売らない」を避けながら、少しずつ現金化していくつもりなのです。
下がったときに、現金が余ってたら、買い足すかもしれない…。

ギリギリの計画はしない

  • 「年金が何歳から、月額いくらで…」
  • 「不動産の賃料収入がいくらで…」
  • 「労働によって得られる収入がいくらで…」

みたいな要件を含めて、総合的に考えながら、金融資産の取り崩し運用を考えているのですが、たぶんいつまで経っても安心感って得られませんよね。
もうなんとなく「働かなくても、なんとかなるんじゃないの?」みたいなことは感じてるのですが、「何かあったときの備えは」とか「もっと豊かな生活を狙えるんじゃないか」みたいなことを考えちゃうんですよね。
これから先、何かやりたくなったときに「カネがないからこれができない」を極力避けたいのですよ。

贅沢なのか…、ビビりなのか…。

ただ、そこを除いて考えたとしても、ギリギリの算段をすべきではないと思っています。
「こんなに使わないけどね」くらいの感じで組み立てるのがいいんじゃないでしょうかね?

労働に関しても、必要がなくても継続したいと思っています。この「ブログ書こう」ってのもその一環なんですが、ずっと何かを生産し続けたいのですよ。
収入を得ていると、自分が生産しているものが社会に受け入れられているのか? そうでないのか? を計るモノサシになってくれますからね、それが楽しいのですよ。
「労働力も取り崩し運用中なのかな?」みたいなことも思ってるんですけどね。

積立投資しとけばよかったな

これから先も、何回も書くと思うんですが、もっと若い頃から投資に関心を持てばよかったと思っています。
「もっと多くの資産を手にしていたはず」というのもあるんですが、「もっと広い世界に関心をもって、知識が広がったんだろうな…」みたいなことの機会損失のほうがより悔やまれます。

でも、退職時に一時的に大金を手にして、銀行の窓口で「?」な商品を買ったり、アパートやシェアハウスを高額融資受けて買ったりしなくてよかったな、とは思います。
「投資しよう」と考えはじめて、最初にたどり着いた結論がインデックス投資で助かったと思っています。
途中で毎月分配型のファンドとかにも興味もったんですけどね。
何かに関心をもったら、しばらくググり回るのが吉(きち)だろうと思います。

そして、若い頃から投資に興味を持ったほうがいいですよ、と。
毎月3,000円を積み立てる、1年間放置してみる。みたいな遊びだっていいんですよ。
あまり、ちょこちょこ口座を見ると、売買したくなっちゃうし、バクチもしたくなっちゃいますからね。
「ときどき思い出して見てる」くらいがちょうどいいんじゃないですかね。

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