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仮想通貨をすべて売却しました

2021.02.19

こんにちは、萩ドットライフ()です。

3年前のブームのときに高値掴みした仮想通貨が、ようやく元本を回復してくれました。まだまだ上がりそうな気配もありますが「お別れのタイミングだな」と感じたので、すべて売却しました。先を見据えて、金融資産をシンプルな構成にしたいのです。

手持ちの仮想通貨をすべて売却しました

2018年1月10日からずっと保有していた、仮想通貨(イーサリアム)をすべて売却しました。
理由は簡単で、ようやく元本を回復してくれたからです。

1.66735口分のイーサリアム(ETH)を319,934円で売却しました。
買ったときが30万円だったので、3年ちょいで2万円弱の運用益が出たことになりますね。

最近の仮想通貨の急上昇っぷり、すごいですよね。
SNS上でも話題になっていますので、関心をもっておられる方も多いかと思います。

最初は「あの頃と同じだ。繰り返すもんなんだな」「もうしばらく放置して、値動きを眺めて楽しもうかな」なんて思ってたんですけどね。
結局、すべて売却しました。

理由は後述しますが「なんか、もういいか」だし「金融資産は、できるだけシンプルにしておいたほうがいいな」と考えたからです。

このまま仮想通貨の価格が急上昇を続けると、後から「しまった!」と後悔することになるかもしれませんが、そうなったらそうなったで仕方ありませんよね。

3年前の仮想通貨ブームを覚えていますか

前項で述べた通り、僕が仮想通貨を購入したのが、2018年1月10日でした。
2017年の年末あたりから、ずいぶん話題になってたんですよね、「億り人」なんて言葉ができたのもこの頃でした。

「なんとなくブームだし、知らないのもアレだからスッてもあまりダメージないくらいの金額、買ってみるか」くらいの気持ちで、ちょうど30万円分ほど買ってみたんですよね。

たしか、ETHが@180,000円くらいだったと思います。

そして、3年間にわたって、そこがピークでした。
僕が買ったすぐあたりで急落しはじめ、僕の投じた30万円はずっと、ひと桁万円で推移していました。

その様子は、毎月月初に投稿している定期コンテンツ「XXXX年XX月末現在の金融資産の保有状況 」を追っていただければお分かりいただけるかと思います。

2018年9月には「 245,352円(2018年09月02日現在)の墓標」なんて記事も投稿してますね。

手放した動機は「もう、いいか」です

ここ数日の仮想通貨の急上昇っぷりを見て「もうちょっと持ってると、もっと上がるかな?」なんてことも考えました。
元々は「少しは所有してないと、仮想通貨というものに関心を持たないしな」という気持ちで購入したものでもありましたしね。

ただ、3年以上ぶりの元本回復ですからね…。
正直「もう、いいか」という気持ちで手放すことにしました。

実は、暴落して以降さほど関心なんて持ってなかったのですよ。

毎月月初に、金融資産の保有額をまとめる記事を書きながら「そっか、イーサリアムもあるんだよな」と思い出す程度でした。
このたび元本を回復してくれたのは、ちょうどいい「お別れ」のタイミングでしたね。

金融資産は、シンプルなほうへ

売却金額の319,934円のうち送金手数料770円(高い!)を引いた318,642円を証券口座の預り金に移動させて、仮想通貨取引所の口座の残金をゼロにしました。

これで、手持ちの金融資産はiDecoもNISAも含めて、すべて楽天証券に集約したことになります。

生活資金用の現金は、銀行の普通預金に置いてあるんですが、あと数年は僕の生活を支えてくれそうなので、証券口座の方はこれまで通りの放ったらかし運用を続けようと思います。

これで、ほぼ金融資産は、全世界株式と日本円に集約されました。

まあ、付き合いで加入した積立型傷害保険みたいな細かいのや、法人への出資金とかもあるんですけどね、前者は大した金額じゃないし、後者はマネタイズできるかどうかも謎なので、なきものとして勘定に入れていません。

銀行に置いてある生活資金が底をついたら、そのタイミングで証券口座の資金を生活に充て始めようと思っています。

おそらく最初は、毎年資産の4%を生活資金として使いつつ、元本を毀損させないスタイルの「4%ルール」を試してみようかと思っています。
「ちょっと生活が苦しいな」と感じたら、取り崩す額をちょっと多めにしたり、年金の受給時期を調整したりね。

金融資産を年利4.4%で運用し続ければ、毎年資産の6%を取り崩しても30年間持つという計算をしてみたこともあります。
(参考:セミリタイアと資産運用

どちらの方法を取るにせよ、金融資産の持ち方はシンプルな方がありがたいんですよね。
できれば、最終的には1種類の全世界株式型の投資信託だけで運用できるのが一番楽なのかな、などと思っています。

老いて思考力が弱ってから「このETFを指値で売って」とか「先にこのファンドを崩すか…」なんてやりたくありませんもんね。

たぶんもう、仮想通貨に関心を持つことはありません。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。