follow hagi.life

創造は「質より量」だと仮定する

2018.07.06

最終更新日:2018年07月28日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

ものを書くのドシロートですよ。ずっとデザイナーやってるんですから。こうしてブログを書くことを決めた以上「まずは量産だな」と思っています。ダサかろうが、間違っていようが、ある程度の数を公開した後に徐々にカタチを整えていこうかと考えています。

デザイナーを始めたときもダサいものを量産したんですよ

僕のライティング技術なんかゼロに決まってるんだから、とりあえずザクザク書こうと思うんですよ。変なカッコつけて、後日、顔から火が出るハメになったり、間違った知識のまま延々と文章書いて後からセッセと改修することになったりするのはわかりきってるんだけど、ヨシとしよう。ってことです。

デザイナー仕事も、それでなんとか食えるようになったんだから、そんなに悪い手法じゃないと思っています。
最初のころは、Webじゃなくて印刷物。それも写植頼んで版下作ってたんです。穴があったら入りたいくらいカッコ悪いものもいっぱい作ってますよ。
途中でボツったものは、いま考えると「助かったぁ〜」と思います。当時は文句ばっか言ってたんですけどね。やり直しをずっと求め続けるやつのこと、延々とボロクソに言いましたよね。
結果、独立できたし、収入も得られてるし、どうにかなってるんですよ。

ただね。僕はデザインや美術に関する教育を受けてなくて、量産によってなんとなくカタチにしていったもんですから、今でもどこかしらで「オレは本当に顧客を満足させられているのか?」「オレが納品しているものは未完成の紛い物ではないのか?」みたいなモヤモヤに苛まれることはあります。
だから、こういう「ブログ書いて広告収入。クライアントのいない仕事やりたい」みたいな考えに至ったりもするのですが、このフィールドでも「オレは文章シロート」という自己評価は、いつまでも払拭されないんだろうなと感じています。

テキトーでいいんだと思ってます

ブログには代理店もクライアントもいませんからね。ラクだと思ってますよ。
たぶん勝負は、収益出はじめて、Google AnalyticsやSearch Console見ながらのトライアンドエラーを仕掛け始める頃からでしょう。キツくて楽しそう。早くなりたい。

それまでは、テキトーに記事をダラダラ書いていこうと思っています。とりあえず「1記事2,000字」のシバリにはしました。
そしたら、自分が考えやすく文章化しやすい分野とか「あれ? この話するとちっちゃくバズるぞ」みたいなのが解ってくるのかな? と。
とにかく最初の100記事くらいは何も考えずに書きます。

ダメ出しする人がいないので、回り道することになるかもしれませんが「ラクで楽しいのが一番」と思いながら続けていきます。
楽しくないと続きませんからね。続けてるとそのうち収益も上がってくるでしょう。

僕の文章がダサくったって、誰も死にゃあしないんですよ。

創造って物量だと思っています

クリエイティブ産業って、まずは数じゃないかな? と思っています。
理屈だとか、経験だ、センスだっていろいろと重要な要素があるのは重々認識していますが、数が足らないとどうにもなりませんよね。
朝飯食べながら思いついたアイデアを昼飯前にはカタチにする、みたいなことを延々と繰り返す。一定の確率で評価される成果物ができたら、それでヨシ。
あとは「確率を高める」「スピードを上げる」「アイデアの範囲を広げる」みたいなことだろうと思っています。
ブログという成果物の評価は、サーチエンジンと広告クリック。それと自分の満足度がマッチすればいいのですね。

ブログって、いままでの出版や広告と全然違う方法のライティングの仕事なんだと思います。新しい職業なんですよね。
今、僕が本業にしているWebデザインの仕事も、僕が社会に出るときにはなかった仕事です。デザイナーがコーディングしたり、プラグイン探してきたりなんて状況、まったく予想もできませんでした。
Webデザインって仕事が始まっても、10年くらい前までは「コーディングってデザイナーの仕事?」なんてことも言ってましたから。
今は逆に「どうコーディングして」「どういう挙動をさせるのか」がアタマに入ってないとデザインできませんもんね。
職業なんて、名前は同じでも時代や環境によって更新されるもんなんですね。

それを「これ面白い」って感じることができたり、「それやってみたい」って好奇心を掻き立てるモチベーションが自分の中にあるうちは人生楽しめるような気がします。
これがあるから、成果物を量産できるんですね。遊べるんですよ。続けられるんですよ。

こういうのオッサン・オバサンの方が向いてると思うんですが……

僕は「大企業に勤めたい」とか「社内で出世したい」とかって欲求を持ってなくって「通勤せずに好きなことをやってお金もらいたい」な感じでしたから、自分ひとりの会社作って、あまり外に出ずに好きな時間に寝起きして、好きな時間に制作業務に携わってるんですが、同年代の50歳台半ばの人たちも、そろそろそんな働き方を求める時期なんじゃないんですかね? 役職定年ってあるんでしょ?
そしたら、昔みたいに「出世だ」「残業代だ」「ボーナスだ」って感じじゃないですよね? ならば、好きなことブログにじゃんじゃん書いてみたらどうですかね?
それを5年・10年と続けると結構な記事量になりますよね。
「さあ、これから年金生活だ」ってときに、年金とは別にブログからの広告やアフィリエイトの収益で5万円/月くらい加算できるとしたら、結構なビッグマネーじゃないですか? などと思っているのです。
ゴメンナサイ、なんとなくの想像で語りました。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。