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ライティング(書くこと)の重要度が高まってる

2018.08.23

こんにちは、萩ドットライフ()です。

僕は仕事中も常時オンライン状態にあります、調べ物をするし、メールやチャットで連絡が来るし、何年もそういう状態が続いています。休憩中も同じです。テレビを持っていないので、Youtubeなどのオンラインの動画コンテンツを観るのが娯楽なのです。

コンテンツ過多だと言われてますね

いまだかつてないほどに多くのコンテンツがオンライン上に出現しています。だから「そのなかで際立つのは難しい」と言われますね。僕も同感です。
ですが「コンテンツの価値は減少しつつある」という考え方には賛成できないのです。

テレビ離れが進んでるらしいです。
僕は、もう15年も前からテレビを持ってないのですよ。それなのにNHKの受信料は引き落とされ続けてるという、バカらしいことにはなってるので「なんとかしないとな」と思いつつ放置しています。
でも、動画コンテンツが嫌いなワケじゃないんですよ。むしろ大好きです。
ヒマな時間はだいたいYoutube観てます。
テレビも、テレビ局同士の競争じゃないってことですね。SNSやWebコンテンツなどの他メディアにユーザーを奪われてるんですよね。

たぶん、みんな飽きっぽくなってるんでしょうね。30分番組とか60分番組を、ずっと観続けるなんて現実的じゃないんですよね。
ただ、世界中のより多くの人がオンライン上で、よりも多くの時間を費やし多くのコンテンツを利用するようになっていますから、決してコンテンツの価値は落ちていないと思うのですね。

「活字離れ」といいますが

いろんなところで、いろんな方々が語っておられます。「活字離れ」も指摘されてれて久しいですが、実際はインターネット上の情報の殆どは活字であるというお話です。
「活字」っていうか「テキスト」ですね。「テキスト」も教本のことをテキストって言ったりするから、ややこしいんですけどね。テキストデータって意味の「テキスト」です。
デザイナーを職業としているオッサンなので「活字」と聞くと、活版で使う金属製の字型をイメージしちゃうんですよ。僕がこの職についたときにはすでに写植がメインでしたけどね。「こんなやつね」って見せてもらったことはあります。

結局、みんなテキスト読んでるんですよ。インターネットの利用時間は減っていないのです。
飽きやすくなってるから、書籍や雑誌のように「集中力と時間を奪われる」メディアが敬遠されてるんでしょうね。
動画だと「ちょっと観る」、テキストだと「ちょっと読む」みたいな、暇つぶしを快適だと感じてるんだと思います。

決して「真剣に、時間をかけて、辛さを乗り越えてこそ、難解なコンテンツを楽しむための知性が磨かれるのです」などと、説教じみた話を広げてたいわけではないのです。
そういうコンテンツとの付き合い方も、とても大切出であることは認識しているのですが……。

みなさん、コンテンツと常に接してるし、面白いコンテンツを求めてるし探してるのですよ。
「飽きっぽくなってること」と「コンテンツ過多であること」は相関関係があるんじゃないでしょうかね? 「なんかツマンナイ」と思ったら、すぐに次のコンテンツを検索できるから、面白さに鈍感になってるし、コンテンツとの接触し続けるか離れるかを直感的な好みで決定し、即座に行動するようになってるんじゃないかと思います。

コンテンツとの接点

前述の通り、僕は動画コンテンツ好きですよ。でもその入口って、どっかの媒体社の記事とか、他人のブログとかって文字情報であることが多いですね。
もちろんYoutubeサイトの「あなたへのおすすめ」から誘導されてハマることも多いですが。

その文字情報(テキストコンテンツ)への入り口は、検索エンジンなんですね。
僕はGoogleを使っています。ブラウザのアドレスバーにテキスト入力すると自然にGoogleで検索されますもんね。IEとEdgeは、Bingだったりするんでしょうけどね。

買い物もそうですよね。他人のブログやSNS読みながら「あ、これ知らなかった、オレも欲しい」ってなることが多いですよね。
僕は、そこですぐに広告やテキストリンクをクリックして買い物するんじゃなくて、それから2ググりも、3ググりもするのですよ。
とにかくレビュー見たり、商品比較したりします。Youtubeで動画検索もしますね。
「テキストコンテンツから影響を受け、しばらくググり回ってリサーチし、行動」が身に染み付いています。
いろんな行動の入口がテキストデータなんですよね。それをさらにテキストデータに接ししながら思考してから行動するのです。意思決定までに多くのテキストコンテンツに接するのですよ。

日常の連絡

なんでもかんでも電話で済まそうとする人は嫌われる傾向にあります。
僕自身、電話がものすごく嫌いなのですよ。これに関しては、ひと記事書けるくらい、いろんなことを考えています。
正確には「電話がスムーズだよ」と「そこ電話する必要ある?」の仕分けが心地よくない人が嫌いなんですけどね。

ここ数年で、有名人を含め「電話イヤ」を公言する人が増えてきたせいもあって、日常の連絡も、メールやチャット、メッセージなどのテキストベースで行われることが多くなりましたよね。
文章で上手く情報を伝達できるかできないかで、効率がまったく違ってくるように思うのです。
ネット技術の進歩は「会議で場を支配するしゃべり方」や「こまめな電話フォロー」「対面時のビジネスマナー」などなどの価値を押し下げ、文章力、ライティング力の価値をお仕上げていると思っているのです。

「では、書簡をやりとりしていた時代に倣えばいいのか?」と言えばそうではなくて、相手に届くスピードが全然違ったり、劣化せずに半永久的な保存が可能だったり、検索エンジンで想像もできない読み手に届いたり。
今様の「ライティング技術」を求められてると思うのです。国語の先生に褒められることを目指していないのですね。
この先「Webライティング」についてもいろいろ学習しようとは思っているのです。

今は「ブログ書いてると、ちょっとは練習になるかもね」くらいの感じでやってます。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。