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なぜ「ネットの孤島」と呼ばれるWordPressを選んでしまったのか

2018.12.27

こんにちは、萩ドットライフ()です。

完全に舐めてた…。「WordPressはネットの孤島」という言葉があるようなのです。知ってはいたけれども、きちんと認識することができていなかった。このブログを開設して、半年が経過しようとしていますが、なかなかアクセスが伸びないのですよ。

ブログサービスとの比較において語られる言葉なのです

このブログを開設するときに、いろいろとリサーチしていたのでなんとなくは知っていたのですよ。

  • 自分でサーバーを借りて
  • 独自ドメインを取得して
  • WordPressというブログシステムをインストールして

ブログを書き始めると「アクセスがなかなか増えないよ」「いつまで経っても孤独だよ」ということなんですね。

これは、たとえば「はてなブログ」のような、ブログサービスを利用してブログを書き始めるケースとの比較で語られる言葉なのですよ。

一番の違いは「ブログへの導線」なのだろうと思います。

ブログサービスは、それ自体がSNS化していて、自分のブログに来訪者を誘導する仕組みができあがっているのですよ。

さらに、アクセスが多いサイトの方がGoogleの評価も高くなりやすいので、比較的早期に検索からの流入を獲得しやすいようなのです。

ブログサービスのそうしたメリットを享受できないことを指して「WordPressはネットの孤島」と呼ばれているようです。
WordPressが悪いわけじゃなくて「自前のサーバーで運用すると、ブログサービスのメリットを受けられませんよ」という意味ですね。

「ワードプレス+孤島」でググれば、色んな人が言及しています。

僕はこのことを知っていたのですが「少々初動では遅れを取るだろうけど、まあ取るに足らない差異だろう」と高を括っていましたね…。

ホントにアクセス増えませんね

もうそろそろ、開設後半年を迎えようとしていますし、ほぼ毎日2,000字程度の記事を投稿しているのですが、月間pvは1,000前後。
この記事を書いている、2018年12月は「もしかしたら1,500pvいくかな?」という程度です。

先人の方々のブログを読むと「6ヶ月めにやっと1万pv超えました!」とか「開設から3ヶ月、なんとか3,000pvに達しました」などという報告を目にしたりしますが、はるか遠い世界の出来事のようです。

それでも「日本ブログ村」からのreferral(リンクからのアクセス)が一定数ありますので、心が折れずに済んでいますが、organic search(検索エンジンからの流入)が、一向に増えてこないのですよ。

連日ほぼ、ひと桁。ふた桁あると「お! すげぇ」と感じるくらいなのです…。

それでも「記事を書いてGoogle検索に反映されるまでには、数ヶ月から半年、長い場合には1年程度要する」という言説を信じて、黙々と記事を投入しているのです。

後悔はしていません

ただ「ネットの孤島論を舐めてたな」とは感じていますが、それほど後悔しているワケではないのですよ。

もともと「WordPressを使ってサイトを作る」という目的もありましたからね。

ローカル環境でMAMPという、Macにインストールできる開発環境構築ツールを使って、WordPressを触って遊んでいましたので、本番で試してみたかったのですよ。

僕はWebデザイナーを生業にしていますので、html、javascript、cssくらいはわかることもあり、WordPressのテンプレートを自由にカスタマイズできるようになりたいのですよ。

さらに、レンタルサーバーもすでに契約していたし、ドメインも取得していたので、WordPressでブログを開設することが、とても自然だったのですよ。

僕は仕事上でWordPressのようなCMS(コンテンツ管理システム/Content Management System)を使うことがなかったのです。
それが今、山口県萩市への移住を決意して、「そこでローカルメディアとか作ってみたいな」などという希望も持っていますので、このブログが、そのための練習でもあるのですよ。

WebマーケティングとWebライティングができるようになりたいのです。
(参考:ローカルメディアについて考えてみる

長丁場を覚悟しました

アクセス数や、収益的な成果はまったく上がっていませんが、文章を書くことについては、なんとなく習慣化されたように思います。

文章力が上がっているという実感はありませんが、過去に書いた文章をとても恥ずかしく思いますから、その分は上手くなっているということなのでしょう。

この記事が「222本目」なのです。

以前は「100本書いたら、状況が変わる」「200本書いたら、今度こそ」と、本数を目標にしているようなところもあったのですが、当面、そういう考え方は捨てました。

とにかく、ブログを書くことを日課にして、延々と続けてみようと思っています。
「ネタを探すこと」「アクセスを獲得すること」「収益を上げること」を工夫し続けようと思っています。

ここのところしばらく、Google広告の「キーワードプランナー」を使って、記事のテーマを導いていました。
「月間平均検索ボリューム」が、100〜1000のキーワードを選んでそこから記事を発想するという手法ですね。

それがなかなか成果につながらないし、この方法にちょっとバテたので、今回は「WordPress 孤島」という、月間平均検索ボリュームが0〜10という、ほぼ検索されないワードを選んで記事を書いてみました…。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。