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このブログ、本当は日記なんじゃないの? と思い始めてる

2019.02.28

こんにちは、萩ドットライフ()です。

「質より量、継続を最優先する」という考えのもと開設したこのブログなのですが、それでも「ちゃんとしたコンテンツを作ろう、日記にはすまい」と考えていたのです。が、振り返ってみると「これって実は日記何じゃないのか?」と思い始めているのです。

結局、日常の「考えてること」を書いてるだけなんですよね

開設して「まだ」半年が経過したにすぎない現時点で振り返ってみることの意味は不問にするとして、どうにかこうにかブログ記事を書くことが日課になってきているのですよ。

気分や筆の進み具合には波がありますし、次から次へと連想ゲームみたいにネタを思いつくときもあれば、まったく何も思いつかずに、無理矢理ひねり出す日が続くこともあります。
大ざっぱに総括すれば「ブログ書くの馴れた」「楽しい。好き」ってまとめ方になる程度ではあるんですけどね。

「とにかく続けたい」とは考えていますが、別に「毎日1記事がノルマ」というワケでもないのです。
でも「どこ何処に行きました」「なに何を食べました」「だれ誰と会いました」みたいな日記にはすまいとは決めていたのです。
特に有名人でもない僕の日常を読んで楽しい人なんていませんもんね。

で、振り返ってみると、なんとなくこれ、日記ですよね。

ただ、日々考えてることを書き続けているだけなのですよ。
最初の頃は、WordPressやGoogle関連のツール、MacBookなんかに言及したり、ちょっと疑問に思った言葉について調べたりもしてたんですが、いつのまにか「セミリタイア」「二拠点生活」「働き方・休み方の見直し」などなど、日々自分が考えてることを、ひたすら書いてるだけのブログになっちゃいましたね。

「なんとかしないと」とも思っているわけではなくて「なるほど、そうなるものなのか」と、どこか他人事のように眺めているところなのです。

「質より量」ってことにしていますし…

この方法が、今の僕にとってブログを継続するために必要な方法なのであれば、このままでいいと思っています。
冒頭に書いた通り「質より量、継続を最優先する」と意識しながら続けているのです。

ネタ探しに時間と労力を割くことは困難なので「ネタに詰まる」という状況は当初から想定していたことではあるのですよ。
ブログ歴半年の僕がたどり着いた手法が「結局これ日記じゃん」なので、これが僕の実力だということなのです。

おそらく、ゆっくり成長しているはずなのですよ。こうして毎日2,000字の文章を書いているのですから。
後から読み直して「ぜんぜん文章上手くならないな」というもどかしさは感じていますが。

それでも、数年がかりでカタチにするつもりでいますので「そのうち全く違う場所へたどり着くだろう」と考えています。

なるほど「企画力」がないのか

「ああオレ、文章力だけじゃなくて、企画力もないのか」と思っています。
ずっと「企画力」みたいなこと考えてこなかったのですよ。ビジネス書のコーナーには大量にあるジャンルなのに…。

はるか昔、サラリーマン時代に「企画書の書き方」とか「企画力の鍛え方」的な本を買い漁ってた時期はありましたが、熱病みたいなもので1年足らずで冷めちゃいましたね…。

僕はデザイナーなので、企画ってとても大切な要素なのですよ。日々向き合っていると言っても過言ではないし、自分でも企画グループの一角に席を用意してもらってるような気になっていたのですが、どうやら違ったようです。

この「萩ドットライフ」というメディアを上手に運営できないし、納得するようなネタ選びもできないのですよ。

このブログは「日記化」しています。
おそらく、今の僕がいろいろと人生を見直す時期にいるので、自分に対する関心が高まってるんですよ。自身に関心のない人なんていないでしょうが、生き方を軌道修正する時期にいて「なんだかんだと考えること・やることが多い」フェーズなのです。

だから、今まで見てこなかった「ピースの抜けてる部分」が見えてきてるのだと思います。
文章力にしても企画力にしても、この抜けてるところを埋めると、なんか楽しいことが起こるような気がしてるのですよ。

「このピースを埋める過程もコンテンツだよな」などとも思っています。
たぶん、こういう思いつきを上手にカタチに落とし込める技術が「企画力」なんじゃないですかね?

「日記で全然構わない」ということに決めよう

僕はその昔、グラフィックデザインからWebデザインに軸足を変えたときに「納品して終わりじゃないんだな、クローズまで延々と更新とリニューアル(再設計)が続くことをイメージしなきゃいけないんだな」という印象を持ったことがあったのですが、それに近い感覚を持っています。

ブログってたぶん、成長しながらカタチを変え続けるメディアなんですよね。
なので、僕が文章上手になって、企画力も鍛えられれば、どんどん変わってくると思います。

「その過程もコンテンツなのだから、今はこれでいい」ということにします。
現状、このブログを継続するためには、この手法が一番よさそうなのです。

そう考えると、特に何者でもない僕の日記にもそれなりの価値を見出すことができるような気もするのです。
僕と同じような属性「50代」「フリーランス」「クリエーター職」の人が「他のみんなは、どんなこと考えてどんなことやってるのかな?」と関心を持ったとき、または僕よりももっと若いフリーのクリエーターが「このまま50代になったら、どんな生活をし、どんなことを考えるようになるんだろう?」などなど、僕を参考にしたいと思っている人にとっては、そこそこ役に立つコンテンツに育てることができるんじゃないかと思っているのです。

なので、しばらくは「日記で全然構わない」ということにしようと思っています。
それよりも、この日常を「どんな言葉で伝えよう?」「どんな演出方法でご覧いただこう?」のほうを当面の課題とします。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。