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習慣が変わると、人生が変わる

2019.08.25

こんにちは、萩ドットライフ()です。

こうして毎朝ブログを投稿することを習慣にして、1年以上が経過しました。だんだんと自分の中で考え方に変化が生まれることを実感しているのです。これを積み重ねていると、人生も変わるはずなのです。習慣のチカラってバカにできないのですよね。

習慣が変わると、自分が変わる

自分を変えようとするのに、特に目的などあるはずもないのですが、なんとなく「もっと楽しい人生があるんじゃないのかな、あるのならばそれを見てみたい」くらいのものでしょうか。

先日「自分を変える、環境を変える」という記事を投稿しました。
その中で触れているように、僕は今、環境を変えることによって自分を変えようとしているのですよ。

その中で、

いまいち「田舎暮らし」というテーマがクッキリとしてこないのです。
そのあたりは、実際に移住して住処を決めて、日常生活を送り始めないと見えてこないところなのでしょうね。

という文章を書いています。

「セミリタイア(=仕事量を減らすこと)」と「田舎への移住(=環境を変える)」の二本立てで自分を変えようとしているのですが、環境を変えることによって自分が変わるメカニズムが、よくわからないな、というところに落ち着いていたのです。

東京と山口県萩市の二拠点生活をしているとはいえ、まだ基盤は東京にあるので「実際に移住してみないと、なんとも……ね」といったところですね。

ただ「あれ? でもオレ、ちょっとだけ変わってるな」と感じてるのですよ。

先日投稿したブログで「実際やってみなきゃわかんないよね」というところに着地させた考えを、投稿後にも考え続けているのですよ。
たぶん「ブログ記事」として、記録したことがきっかけになってるんですよね。

もう、ブログを書きはじめて1年以上が経過しています。
アクセス数は当初の予定通り伸びてはくれませんが、確実に習慣にはなっているのです。

「環境が変わると、人生が変わる」と同様に「習慣が変わると、人生が変わる」もアリですよね。

ブログを習慣化して、ちょっと変わった気がする

朝起きると、すぐにブログを書き始めることが習慣化しているのですよ。

検索順位チェックツールGRC」を回して、順位の変動を確認しながら、Google Analytics、Search Console、Google AdSenseをチェックしたあとに、「さて、今日は何をテーマに書こうかな…」と考え始めるのがルーティーンになっています。

だいたい、twitter眺めながら、フォローしてる人がちょっと気の利いたことをつぶやいてたら「オレもこんなこと経験したことあるな…、これ膨らませてみようかな」とか、自分で過去に書いたブログ記事見ながら「この記事書いた時と今と、考え方違ってるな。似たような記事、もう一回書こう」みたいな感じでテーマを決めていきます。

なので、テーマがマンネリになっちゃうんですよね…。それが今の悩みです。

でも、こうして考えてることをブログ記事として残す習慣を作ると、少し自分の思考に「粘り」が出てきているような効果を感じます。

行動したこと、考えたことを検証する時間が長くなるのですよ。
ただ、どうしても自己正当化をしようとしますから、行動を後押ししてくれるというメリットがありつつ、どんどん歯止めが効かなくなるというデメリットもありますね。

僕は概ね「動くか止まるか悩んだら、動く方を選んだ方がいい」派なので、この変化を歓迎しています。

決意表明は、それほど役に立たない

僕は今、セミリタイア中なのです。
フリーランスですから、サラリーマンの方のように退職した日からセミリタイアが始まるわけではなく「もう新規案件請けませんよ」と宣言したのち、徐々に手元の案件がクローズしていくことで、なだらかに始まるタイプのセミリタイアです。

このセミリタイアの始まり、なんとなく「仕事ユルめたいな。いっそのこと一旦仕事量ゼロにして、長期休暇取ろうかな」などとぼんやりと考え始めてから、4〜5年経過しているのですよ。
実際に「もう新規の仕事請けませんよ」と言って宣言してからも2〜3年。

実際に状況が変わり始めたのは「何度もお伝えしているように、もう新規はお請けしないのです。この案件、別の方にお願いして頂けますか?」と、本当に断ってからなのですよ。

「やらないって言ってるのに、仕事持ってくる。困るなあ」は、先方のせいなのではなくて、「だから伝えてるじゃん」と断らない自分のせいなのですね。

「『○○します/しません』と宣言すること」は、無力なのですよ。自分自身に対する、意識付けにはなりますけどね。
効力を持つのは、実際に行動し始めてからなのです。

人は環境に流されちゃうものなのですよ。その上、自分の決意はだんだんと薄れていきますからね。
「新規案件、請けないよ」って言ったあとでも「先方からのご指名なんすよ」とか「今手が足りなくて、どうしても」って言われると、簡単に崩れちゃうもんなんですよね。
そうなると先方も「それほど本気じゃないな」と印象を持たれちゃいますしね。

いったん「断る」という行動に出ると、次からも断りやすくなるし、周囲がそういうふうに見始めてくれますから、そこでようやくセミリタイアに向かうことができたのです。
僕の中で「仕事を頼まれても断る」ことが習慣化して、僕の周囲に「仕事頼んでも断られるよ」って環境ができたのですよ。

環境が習慣を生み出す

僕がセミリタイアに向かう話は、僕が「仕事を断る」という習慣を設けたことで、周囲に「依頼しても無駄」という環境ができましたが、もう一度、冒頭の「田舎に移住する(=環境を変える)ことで、どうやって自分の人生に変化がもたらされるのか」という問題について考え直してみました。

おそらく、住む場所が変わると生活そのものがガラッと変わるはずなのですよ。

カンタンなところで言えば、徒歩圏にコンビニはない。買い物には車が必須。
選挙の投票には自転車で行くし、飲み会の帰りは長距離徒歩かタクシー。

ネット上の作業は、東京にいても地方にいても何の変化もないのですが、それ以外の生活が大きく変わるのです。

つまり、習慣が変わるのですね。

そうすると、考え方や物の見方も変わってくるはずなのですよ。
当然「自分が変わる」し「人生が変わる」ことになるのです。

僕はズボラな性格です。
おそらく、自分からは何も変わろうとしないと思います。

「地方移住しようとしてるじゃないか、仕事を辞めてるじゃないか」「なんだかんだと行動してるじゃないか」という気もするのですが、それとこれとは、なんとなく入ってる引き出しが違うのです。

なので「イヤでも車に乗らなきゃいけない」「イヤでも樹々の緑が目に入ってくる」「イヤでもカエルや虫の鳴き声が聞こえる」ことによって、強制的に新たな習慣を作る必要があるのですよ。

習慣が変わると、アウトプットの質が変わる

こうして、ブログをかく習慣ができてちょっとずつ考え方が変わってることに気が付きはじめているのですが、まだ1年ちょいです。
これが、5年10年と経つと、もっと大きな変化として実感できるようになるはずなのですよ。

毎日「また、代わり映えしないこと書いちゃったな」などと思いながら投稿しているのですが、明らかに開設した頃と違うことを考えているし、ちょっとはスムーズに筆が進むようになりました。
少しずつクオリティは向上してくれているはずなのですよ。

毎日の反復って、バカにできません。

田舎に移住して、環境が変わり、ムリヤリにでも習慣が変わると、東京にいても地方にいても変わらないはずだったネット上のアウトプットの質にも変化が現れてくるはずなのです。

そうして、自分が変わり、人生が変わってくれるはずなのです。

そう思いながら、過去に投稿した記事を検索してみると、なんとなく近いことを考えていました。
以前「[フリーランスの老後]つまらない生活にしないための田舎暮らし」という記事を投稿していますので、ご参考に。

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