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地方移住して仕事の仕方を変えようと思い続けてるんです

2018.07.25

最終更新日:2020年07月29日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

長い間、こうして自分をやってきたのですから、そんなに簡単に意識なんて変えられませんよね。たぶん、変えるべきは、意識じゃなくて環境ですよね。環境を変えれば意識もそれに合わせて変わるんじゃない? ってこと。そうだ、働く場所を変えてみよう。

ここ数年、複数拠点生活したいと思い続けてる

セミリタイアを目指してるのが半分、山口県萩市の実家が気になってるのが半分、でしょうかね。行ったり来たりの生活をしたいと(今でも)思ってるし、実践もしてたんですよ。
なかなかうまくいきませんね。
その理由は、まず東京にいたほうがラクなんですよね。作業環境整ってるし、買い物にしても近場になんでもありますから。徒歩3分のところに地下鉄の駅があって、そっから日本橋まで5分、大手町まで7分のところに住んでますから、ものすごく便利なんですよ。
それと、作業場で他人の気配がするのが苦手ってこともありますね。実家だとどうしても、母親が声をかけてきたりしますしね。

完全なリモートワーク化に自信が持つのに、時間がかかってたってのもありました。
どうしても「打ち合わせに来てください」ってことがあるんですね。「対面ミーティングの必要がない形でご依頼ください」「代わりに○○が伺い、僕は彼のディレクションで作業します」って、準備はずっと進めてたんですが、なかなかそれを口にできなかったのです。
今までそうやってきましたからね。
わりとフットワーク軽く、代理店やクライアントの元に赴くことができることを喜ばれてましたしね。なんせ、僕の東京のマンションが清澄白河、メインクライアントが大手町駅の直上。ドアツードアで15分くらいですからラクっちゃあラクなんです。
それを変えられない僕の問題なんですけどね。

僕の意識が変わりさえすれば、実現可能な気はしています。
このリモートワークね、嫌な人に邪魔されるんじゃないんですよ。好きな人との打ち合わせに出席したくて、自らが戒めを破っちゃうんですよ。
本当〜に、僕の意識の問題。

あと、毎月通院して管理している病気があったり、年金事務所からの手紙受け取らないと厚生年金・社会保険の納付番号がわからない(楽天銀行から引き落としができないもんで、Pay-easy使ってるんですよ)などなど、どうにでもなりそうなメンドクサごともあったり、しまいには「交通費もったいないな」とか「乗合バスうざいな」とか思いはじめたり。

75歳くらいまで働くことになるんだろうな

自分なりの「セミリタイア」に対する定義がちゃんとできてるワケじゃないんですよ。
セミリタイアの概念を『田舎を拠点にする』にしようかと思ってる」でも書きましたけど、その時の状況によって、ゆらぎ続けてるんですよね。

なんとなく、今やってるデザイナー業を、完全リモートで、案件数を限定して請け続けるみたいなイメージを持ってます。収入は減りますが、負担が少なく、長く続けられる。もしくは休みを完全に自分都合でコントロールできるような体制にしたいと思ってます。

僕、このエントリを書いてる時点で50歳台半ばなんですよ。あと10年くらいで年金がもらえます。
でも、国民年金時代が長かったし、未納期間もあるので、65歳で受給始めたら月額8万円くらい。金融資産を取り崩し運用したとしても心もとないから、75歳くらいまでは労働による収益を残しておきたいんですよね。
イメージとしては、75歳くらいで「この案件の納品をもってマウスを置くことにいたします。お世話になりました」って言いながら、その直前まで月額10万円くらい稼いでる感じですかね。

そして、その時点では東京のマンションは売却もしくは賃貸運用していて、萩に拠点を持っていたいんですよ。
途中で両親ともこの世を去るでしょうし、その過程でもろもろのトラブルが予想されるので、サポートできる体制でいたいんです。
同時に「早く東京のマンションを賃貸運用して、萩に拠点を」ってプランも常時考えてますよ。

「意識を変えなくちゃな」なんていつも感じてますよね

このように、いつも「多拠点生活だ」「地方移住だ」「脱・東京だ」みたいなことを考えているんですが、自分のことながら、なかなかうまくいきませんね。
「意識改革」なんて、大げさに構えるつもりじゃないんですけど、どうしても、変わらないラクさを選んじゃうんですね。前述のように言い訳なんていっぱいありますから。

その上、特に問題が生じてるわけじゃなくて、将来のビジョンに対する準備行動なので、なかなか意識を変えにくいのです。
「ああして、こうして」って妄想してるのが一番楽しいですからね。
他に小さい問題が起こったら、そっちの解決のほうが優先されるんです。
そして、そのビジョンは「たぶんオレは萩に住んだほうが、穏やかで豊かな生活を送れるだろうな」という仮説に基づいたものなので、動機が弱いんですよね。

とはいえ、このままだとズルズルと何も変えずに時間だけが経ってしまうので、まずは行動を起こそうと思っています。
意識は追々変わっていくだろうし、失敗したと思ったら戻ればいいと。
変えるべきは、意識じゃなくて環境なんですよね。

メインを萩。サブを東京にしてみるか

東京にいて「たまには萩に帰って、そこを仕事場にしよう」と思ってるからダメなんだと仮定することにします。
逆に、いつも作業してる場所が萩。定期的に仕事仲間とのコミュニケーションを取りに東京に赴く。そんな感じにしてみようと思います。
それで問題がなければ、いっそのこと東京のマンションは賃貸に出して、そのお金を萩の作業場を整えたり、東京へ出張する旅費・宿泊費・交際費を捻出するためのお金にしようかな、などなど。

このブログは、そういった自分の考えを整理するためのツールだし、決断できず、いつまでも逡巡し続ける、僕の人生の転機を記録する媒体なのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。