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自然豊かな場所に移住したい願望

2019.07.21

最終更新日:2020年07月29日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

最近「そろそろ、萩市に完全移住する段取りし始めなきゃな」と思い始めています。ここ数ヶ月の二拠点生活で、生まれた街・萩市に対する「自分の街」感が戻ってきているのです。日に日に自然に囲まれた場所での生活への願望が強まりつつあります。

自分がこんな考え方になるなんて

このブログのいたるところで、表明しているように僕は今、東京と山口県萩市を行ったり来たりの二拠点生活をしているのです。

今月(2019年7月)も、7月6日(土)に東京から萩に移動、そして7月20(土)に、また東京に移動してきました。

2018年9月から始めた二拠点生活ですが、当初から「萩市への完全移住」を考えています。
そのための、お試しのような気持ちで始めた二拠点生活だったのです。

最近、移住欲が増してきているのを感じます。
今月に入ってから、

と、立て続けに似たようなタイトルの記事を投稿しているのです。
同じく「似たような」内容なのではありますが、ちょとずつ角度を変えながら考えているのです。

ここのところ、ずっと「完全移住、どのタイミングにしようかな」「引っ越し、面倒くさいな」などと考え続けています。

地方移住というと、昔から定年を迎えた方がセカンドライフとして田舎暮らしを始めるようなイメージを持っていたし、まさに50代半ばの僕はその年代に近づいているのですが、まさか、自分がそのような欲求を持つなんて、ちょっと驚きでした。

やはり、人は加齢とともに、自然を渇望するのでしょうね。
もしかして一過性のものかもしれませんが、僕は今セミリタイア中で暇なので、この欲望に従ってみようと思っているのです。

賃貸派でも良かったかな

冒頭で「東京と萩の二拠点生活をしている」と書きましたが、メインは東京なのですよ。
半蔵門線・大江戸線の「清澄白河」駅のすぐ近くの分譲マンションを所有し、そこに住んでいます。

40歳のときに新築で購入したマンションです。
僕は、30代半ばからフリーランスのWebデザイナーなのですが、メインクライアントがマンションデベロッパーなのです。

ずっとマンションを製造・販売する人々と付き合っていたので、いつしか自分も「分譲派」になっていました。
しかも、フリーランスは先行き不透明ですから「羽振りのいいときに資産に変えておこう」という意図もありました。

車とか時計とかに費やしたくなかったのですよ。
自動車免許を意図的に失効させたのも、この頃です。ちょっと後悔してますけど…。

幸い、僕が買ったときと比べて、かなり価値は上がっているようですし、賃貸に出しても当初の想定よりも賃料相場は上がっているようです。
しかし、不動産ってマネタイズするのがメンド臭いんですよね。

売却するにしても、運用(賃貸)するにしても、それなりに手間とコストが掛かりますもんね。毎年の固定資産も掛かれば、管理費と修繕積立金も半永久的に引かれ続けますからね。

50代半ばにして「田舎で暮らしたい」という願望が起こるのであれば「賃貸派」でも良かったのかもしれません。

「住宅ローンが家賃並み」だとしても、最初に支払った頭金と、固定資産税+管理費+修繕積立金をすべて金融資産で運用していたならば、もしかするとそちらの方が、より多くの資産形成ができたかもしれないのです。

たまたま、現在は所有物件の価値が上がってる時期なので「これで良かったんだ」と思ってますけどね。

それでも、不動産を所有するとフットワークが悪くなるのは確かです。

とはいえ、萩市に移住しても、田舎の安い古家を購入するつもりなんですけどね…。
(参考:古民家再生をDIYでやりたい[思いついてることを記録する]

ひとりでいる時間の快適度が増したから

「自然豊かな田舎で暮らしたい、萩に移住したい」と決断するに至った理由は、俗にいう「都会の喧騒から逃れたい」ではないのですよ。

僕はフリーランスなので、ずっと自宅内の作業場にいますし、近所に大きな公園や河と運河のある立地にいますので、それほどゴミゴミした印象は持っていません。
そして、日常的な買い物ができるスーパーやコンビニは徒歩3分圏に複数あるし、電車に二駅乗れば日本橋だし、なかなか快適なのですよ。

それでも田舎の圧倒的な自然に魅力を感じるようになってきているのです。
「まだ、気力も体力も残っているうちならば、都市の利便性を諦めてもいいかな」と思えるのです。

おそらく、加齢によって、

  • 娯楽のほとんどがネット上で解決するようになったこと
  • 不要な人間関係を整理することに快楽を覚えるようになったこと

が、大きな理由だろうと思っています。

飲み会やイベントに出かけることが、それほど楽しくなくなっているのですよ。
ただ、焼きが回っているだけなのか、人生の中のそういうフェーズにいるのかは不明ですが「10年間くらい、自然の中の限界集落で暮らしたいな」という考え方になっていて、それを叶えることで快適さを得られるような気がしているのです。

2・3年で「やっぱダメだこれ」ってことになるかもしれませんが、なんとなく、自然の中に身をおいて、セルフリノベーションしたり、荒地を庭に変えたり、作業小屋を作ったりするような生活がしたいのです。

というか、ゆっくりとスケジュール化しはじめています。
ペースの強弱や、立ち止まりはあるでしょうが、少しずつ、自然豊かな場所へ移住する方へ向かっているのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。