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ようやく古民家に入居できたと思ったら、台風が来てて眠れない

2020.09.03

こんにちは、萩ドットライフ()です。

ようやくもろもろの工事が終わり、古民家で暮らし始めました。ある程度予測していたし、荷物整理のときに体感していたとはいえ日中の暑さ、ものすごいですね。断熱工事、急務です。そして新たな問題も発覚しました。細々としたやること、多そうです。

ようやく工事が終わりました

先週末の8月30日(土)に、草むしり&荷物整理で古民家を訪れたとき、養生が撤去してあるしガスボンベは付いてるし「あれ、設備工事終わってるんじゃないの?」と感じていたのですよ。

翌日の月曜日にはLPガス会社と開栓の立ち会いをし、浴室も稼働していることを確認しました。
その後設備屋に「もしかして、終わってます?」という電話をしようと思ってた矢先に、先方から電話が。

思ったとおり、工事はすべて完了しており、9月1日(火)の午前中に現地で待ち合わせ、もろもろの説明を受けた後に工事用にお貸ししていた鍵を返却してもらい、工事完了ということでひと段落。

そのまま午前中に二往復、午後にも二往復して、それまで寝泊まりしていた実家からすべて荷物を古民家に運び込みました。

実家と古民家の距離は、GoogleMapで計測したところ、約450m。不動産業界的には徒歩分数は1分=80m(端数切り上げ)で計算しますので「徒歩6分」と言ったところですね。

ただ、古民家は山の登り口から、少し登ったところ。つまり高台にあるんですね。

自転車で登りきろうとすると、かなりキツいです。
秋〜春ならば、力をこめて漕ぎ切ることも可能ですが、夏場はちょっと…。僕は約200mくらいは押して歩いています。

午後の早い時間には、すべての生活用具を運び込み、工事のスタッフが出入りすることもあり搬入後、段ボールの中に入りっぱなしだった引越し用の荷物の整理をようやく開始しました。

暑い、とにかく暑い

設備会社の担当氏と待ち合わせたのは、午前10時。
その日も朝から暑かったので「先に行って、エアコン効かせとくか…。ちょっとでも涼しいうちに荷解きも進めたいしね」と、僕は8時半くらいに現地に到着。

その時点でもう家の中は30℃をゆうに超えてましたかね。

エアコンを付けて、温度設定を20℃くらいにしてもなかなか冷えないのですよ。
まあ、エアコンを設置している部屋が南東向きだったり、隣の部屋との境が障子だったりするので、そのせいだろうなと思っていました。

僕はこれから使わない部屋から順にDIYでリノベーションをするつもりなので、ひと部屋にしかエアコンを付けていないのです。
(参考:古民家再生をDIYでやりたい

その部屋には天井裏への上り口がついているのですが、試しにそこから天井裏に頭を突っ込んでみると、暑い。とにかく暑いのです。
よく「まるでサウナみたい」という表現がありますが、まるでそれ。

数秒で汗が吹き出してきます。

設備会社の担当氏とも「あ〜確かに、天井付近に近づくにつれ、明らかに温度高いっすね」なんて会話を交わしていました。

築56年の土壁造りの家ですから、端っから断熱なんて期待してやしませんでしたけど、実際に体験してみると「こりゃ断熱工事、急務だな」って気になりますよね。

その代わり、前庭と裏庭があって、どちらにも樹が複数本植えられています。
かつ、四方に他人の住居がありませんので、基本窓全開生活ができますし、ちょっと高台なので、いい風が通ってくれます。

春・秋にはかなり快適なんじゃないでしょうかね。

入居初日も、18時半くらいに日没した後からぐんぐんと家の中の温度が下がり始め「こりゃ、風を通しつつ扇風機で部屋の空気を循環させれば、夜はエアコンいらないな」などと思いながらベッドでYouTubeを観ていたら、そのまま寝落ちしてしまいました。

そのまま気持ちよく、8時間ノンストップでぐっすりと寝られました。

うるさい、とにかくうるさい

そして、2日目の夜を迎えた今日、現在夜中の2時台です。
前日と一転、不快な夜を過ごしています。

現在、台風9号が接近しているということで、かなり風が強いです。

古民家の周囲には、たくさんの樹木がありますので、とにかく風切り音がすごいのですよ。

かつ、サッシがシングルガラスなので、建物周りの音がものすごく屋内に入ってきます。
先日まで寝泊まりしていた実家でもそうだったんですけどね。

実家は大きい道路のすぐ側なので、交通音が気になる立地なのですが、古民家は人通りのない場所に建っていますので「静かに暮らせるだろうな」などと思っていたのですが、そうでもありませんでしたね。

樹木を強い風が抜けるときに発生する風切り音は、まあ仕方ないと思います。
逆に、風が穏やかなときには葉っぱが擦れるときの音が心地よかったりしますからね。

でも、他にずっとバタバタと音がしているのですよ。
延々とドアを開け締めしているような感じ。

最初は「外壁材が剥がれてるのか?」などと思っていたのですが、あまりにもうるさいので、様子を見に行ったら、勝手口の差し掛けの波板の釘が一部欠落していて、風に煽られているのですよ。

これが、この時間に僕が起きている理由です。
とても寝ていられないのです。

こうしてブログを書いている今も、バタバタと鳴り続けています。
これが、寝室の窓の真上あたりに位置していて、よく響くのですよ。

週末にも台風10号が接近しそうです。

その間に、応急処置的にでもどうにかしないと、再び眠れない夜を迎えそうです。
とりあえず、明日か明後日、雨がやんだら脚立と波板釘を買いに行こうと思います。

僕のリノベーションプランの中に「二重窓にしたい」というのがあったのです。
正直、さほど優先順位は高くなくて「作業するときに気が乗ったら、着手しようかな」くらいのものだったのですが「断熱」と「騒音」、ちゃんと取り組むべき課題ですね。

引越しの荷物の荷解きも、おおむね終わりました。

東京のマンションにいるときはクローゼットが充実していたので、Tシャツやニムパンツまでもすべてハンガーで吊るしていて、衣装棚的なものを廃棄していたので、同じスタイルを継承すべく、ステンレスパイプと横受を発注しました。

まずは「和室を解体して…」といった大掛かりなリノベーションよりも、気付いたところを細々と修繕していく日々が続くのでしょうね…。

壁から意味のわからないケーブル(たぶんテレビとか)が垂れ下がってたりするので、引っこ抜きたいですしね。
庭の草むしりは、まだまだ続きます。たぶん、涼しくなってからが本番ですね。

なにはともあれ、こんな感じでようやく萩市での古民家生活が始まりました。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。