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環境を変えると、考えることも変わるよ

2020.09.10

こんにちは、萩ドットライフ()です。

使う道具とか、ヒマなときに気になることの内容が、だんだんと変わりつつあります。生活環境を変えたことで僕自身が変わり始めてることを感じます。東京で暮らしていたときには、まったく関心をもたなかったようなことばかり考え続けているのです。

これまで興味なかったものたちとの邂逅

  • 千吉 アルミ柄剪定鋏G付200mm 798円
  • 宝長久 除草鎌 228円
  • DCM草取鎌木柄 327円
  • EG木柄スコップ黒色 162円

ある日、僕がホームセンターに行って適当にみつくろって購入したものからの抜粋です。

「へえ、鎌とかスコップって数100円で売ってるものなんだ…」が、正直な印象でした。
「高い」でも「安い」でもないのです。

だって、これまでの人生の中で、こういうものを買う機会が一切なかったのですから。

比較的高いものだと、

  • トンボ工業 片手鍬 イカ型 1,490円
  • 千吉 レジャー鉈 剣型 3,890円
  • 長谷川工業 専用脚立 脚軽 RZ 12,900円

なんてのもモノタロウで発注していますが、これらも「高い」でも「安い」でもなく「そのくらいするもんなんだ。なんとなくあると便利そうだから買っとくか」って感じで、思いつくがままに買い集めています。

買ってちょっと使ってみたけど、すぐに使わなくなったものもあれば、庭を歩き回るときにはいつも持ち歩いているものもあります。

そうやってだんだんと、自分と環境にあった道具が決まってくるのだろうし、「あれがあるともっと便利かな」みたいなことを思いつくようになるのでしょうね。

とりあえず今は、なにせ何がどんな値段で売られているものなのか? どういう場面でどういう道具を使えばいいものなのか? いっさい見当がついていないままホームセンターの棚を眺めたり、モノタロウのサイトでレコメンドされながらテキトーに買ってみるしかないんですよね。

「そういや、実家の母親が庭いじりをするとき、こんな道具使ってたな」とか「ノコギリで邪魔な木の枝、じゃんじゃん切っちゃっていいんだよね。YouTubeで動画見た」みたいなこともヒントになったりしますけどね。

正直、数週間前には僕がこんな道具を買い集めるようになるとは、まったく想像できてなかったんですよね。

もともと「古民家再生をDIYでやりたい」などと考えて買った家なので、電動工具やら大工さんが使いそうな道具は「買い集めなきゃな」と思っていましたけどね。

「家の中のどっかに、道具を整理して格納しておくスペースを作らなきゃな」
「どこかひと部屋を木工室みたいにできると楽しそうだな」

みたいなことも考えたりね…。

いやあ、たしかに「庭の雑草がすごいから、草むしりもしなきゃな」とは思っていましたけれども、東京のマンションで暮らしているときには待ったく現実感も興味も持っていませんでしたよね。

東京にいるときに思ってたのと、違う

正直言って、DIYといえば「和室を洋室に」とか「古民家の天井と床に断熱工事を」「キッチンを現代的な設備に」みたいな、ちょっとシャレたイメージしか持ってなかったんですよね。

いや、僕が買った家の庭があまりにも荒れ果てていて「先にこっちをなんとかしなきゃな」という気になったからだし、これから自動車免許を取らなきゃいけないので「材木やら石膏ボードの運搬を頻繁にやらなきゃいけない屋内工事は、免許取ったあとだな」と考えるに至る事情もあるからなんですけどね。

それで今は、草むしりを中心とした庭の作業にハマっているのですが、これはこれで楽しかったりもするのです。
「なんか思ってたのと違うなあ」ってくらいのもので…。

どっちみちやらなきゃいけないことだから、順番なんてどうでもいいんですけどね。

今のところ、マキタ製品やハイコーキ製品などの「DIYの華」っぽい道具は何ひとつ買っていません。
せいぜいハセガワの脚立と、まだ到着していませんが、BOSCH(ボッシュ)のレーザー距離計を注文したくらいのものでしょうか。

ただ、考えてみれば当たり前のことなのですが、園芸用品にもちゃんとブランドってあるんですね。
「トンボ工業ってよく目にするな」とか、テキトーに買った道具のレシート見て「あ、また千吉だ」とかね。

僕はまだこの分野に関して浅学なので、そのブランドがどういう評価を得ているのかは知りません。
これから少しずつ見極めたり、自分なりの評価基準を作ったり、YouTubeやらブログを観たり読んだりしながら判断していくことになるのでしょう。

環境を変えると、視野が広がるのでしょうね

鎌ひとつとっても、いろんな種類の鎌があるんですよね。
おそらく、それぞれに用途とか刈るものの対象によって違うのでしょう。

ネットで「鎌+種類」でググれば、いくらでも情報は出てきます。
当然、僕も前もって下準備をしてからホームセンターに買いに行ったのですが、いっぱい並んだ商品を目の前にすると結局何を買えばいいのかわからなくなりますよね。

結局「ギザギザが付いてるのと、付いてないのと2つ買っとこうか…」「オレみたいなシロートが、いいやつ買っても意味ないよな。とりあえず安いやつ買って要る道具なのか確かめよう」みたいな買い方になっちゃいますね。

買わなきゃいけない道具が限定的ならば「せっかくだから、いいヤツを」ってなるんでしょうけどね。
いろんな道具があって、自分にとって必要なのかそうでないのかすら判断できないのですよ。

「とりあえず目についたものを買ってみるか…」
「使用頻度の高い道具が見つかったら、いいヤツに買い換えよう」

みたいな感じで買い集めることにしています。

おそらく東京のマンションで暮らしていたら、鎌の種類なんて絶対に関心持たなかったし、いくら位で売られてるものなのかも知ることなかったでしょうね。

きっとアウトドア体験的なアクティビティに参加して、施設が用意してくれた鎌を使って喜ぶくらいのものだったでしょう。

田舎暮らしを始めて、生活環境が変わって、ちょっとは視野が広がったように感じます。
逆にWebデザイナー時代に、ちょっと暇なときに頭の中に浮かんできてたようなことは、なりを潜めてますけどね。

ちょっとヒマができると「最初のころに草むしりしたあのエリア、たぶん根を残したままになっちゃってるなあ。彫り直してみるか…」みたいなことを考えるようになってしまっているのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。