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「今のままで何も困ってないのに…」という人

2018.08.08

こんにちは、萩ドットライフ()です。

新しい技術が出てきたときに「オレは今のままで、何も困ってないけど」って言いますよね。この言葉が出たら、その時点で老害の始まりだと認識すべだと思うのです。たとえば、ITやスマホ決済。ついていけない年寄りがよく言うのがこの言葉なんですよね。

「脱現金」便利ですよ

年に10万円も現金を使わないかもしれません。ほぼ、脱現金なのですよ。だいたい、Quick Payとクレジットカードでなんとかなってます。
最寄りのスーパーがQuick Payを導入してるのがとても効果的なのです。
「あ、財布忘れないようにしないと」と思うのが、病院ですね。Quick Pay導入してる病院とか聞いたことありませんもんね。

地域格差もあるのかもしれませんよね。何年か前、故郷の山口県萩市の某スーパーで「カードって使えますよね?」って聞いたんですよ、クレジットカードのつもりで。「AMEXなんですよ」と。
帰ってきた答えが、ポイントカードの話で「いや〜。なんかスミマセン」みたいな感じになっちゃったことがあります。

まず日常の買い物の決済方法について書きましたけどね。脱現金って便利ですよ。まず財布なんか持たなくなりますからね、スマホをケツポケに入れて、手ぶらで歩いています。クレジットカードも持ってませんね、だいたいQuick Payで用が足りますから。
支払いも一瞬なんで、後ろの人を待たせません。
全員がスマホ決済なら、レジの列が相当短くなるんじゃないでしょうかね? 無人レジならもっと便利なんで「早く導入すればいいのに」って思ってます。

まわりを見てると、スマホ決済は少数派。クレジットカードと現金が半々くらいでしょうかね?
あくまでも、自分調べ at 東京・清澄白河の某スーパーでの話です。
今度、山口県萩市に行ったとき、注意深く見てみよう。

そうそう! 気をつけなきゃいけないのが、店内にクレジットカードのイメージが掲出してあって「使えますよ」をアピールしてても、少額決済(サイン不要)じゃないことが多いですよね。
以前、800円くらいの買い物にクレジットカード出したら、少額決済じゃなくて「いや〜。なんかスミマセン」ってなったことあるんですよ。

「老害」って言うべきじゃないかもしれません

おそらく地方だと、スマホ決済やクレジットカード決済の需要が少ないんでしょうね。
高齢者が多いのでスマホ決済の設備を導入しても、利用する人が少なかったり、ライバル店も設備を導入してないので、現状のままで遅れを取るわけでもない。
ならば、スマホ決済に対応しないことのほうが合理的なんですよね。

利用者も、現金で買い物ができれば用が足りるし、今までずっとそうしてきたんですからね。「現金で何が困るの?」って思うわけですよね。
本当は、

  • レジとかで自分が財布から小銭を出す時間
  • 店員が数える時間
  • その間に待ってる人の時間
  • 現金強盗のリスク

とか社会的に困る要因がいろいろあるんですけどね。

新技術の利便性を享受できないことによって、みんなが少しずつの時間を互いにうばいあってるんですよね。「自分が現金をやり取りする手間」だけじゃないのに…。

老人が含まれる割合が多そうではあるけど、「老人だけ」の問題だとも言えなさそうですね。
「今のままで何も困ってない」「変わらないままでいた方が楽だ」って考える人って、全世代にまんべんなく分布してそうな気もします。
そういう人々の声に押されて、古いインフラを残さざるを得ない。更新のスピードが遅れる。そんな感じなんでしょうね。

他人に押し付けるのはやめて欲しいですよね

何も困っていないけれど、完全に時代についていけなくなってくると、「変わらなくていい理由」を語り始めるんですよね。

  • 「本来人間という生き物は…」
  • 「昔はそんなものなくても…」
  • 「一体、人類は何を目指す…」
  • 「自然との共存がどうたら…」

などなど。
近年の夏の猛暑、熱中症の頻発などは、これの延長線上のできごとのような気がします。
「クーラーなくても困らない」「昔は使ってなかった」「ヒートアイランド現象の方が問題」「エアコンの利用は環境破壊だ」。

涼しいほうが快適だし、病気にもならないから、エアコンあったほうがいいに決まってますよね。
それ以前に、この数10年で気温が著しく上昇しているという、環境の変化への対応をしないんですよね。したくないのか? 認識できないのか?
凝り固まった思考回路、レッテル貼り、変化を嫌う姿勢など、若年者にだって老害と感じることはありますね。

おそらく、好奇心を持つか、追い詰められた状態にならない限り「何も困っていない」状態から抜け出すのは難しいのだと思うのですよ。
困っていなくても新しい何かを少しでも取り入れる習慣をつけておかないと、変わるのが面倒くさくなってしまうんですね。エネルギーがいるんですよ。

我が振り直さなきゃ

僕はスマホ決済したり、ずっとエアコン稼働させたり、電話じゃなくてチャットアプリ使ったりしてて、なかなか変化を取り込むのが好きだったりするんですが、フリック入力ができないんですよ。
だから、出先でメモったり、ちょっとした文章を入力するのが億劫ですね。
「帰ってキーボードでやろ」ってなっちゃうんですよ。
あまり外出しないから、スマホで入力作業することが少ないってのもあるんですけどね。いつもPC前に座ってますからね。

フリック入力でブログ記事書いてるヤツなんかもいるんかね? やってみようかな。
意図的にすべてをスマホだけでやるって手もありますね。
スマホで写真や動画撮って、スマホで編集して、スマホをボイレコにして、スマホで記事書いて、スマホから投稿。「iphoneいっちょなんですよ」ってのをアピールしながら、オウンドメディアを運営するのも面白そうですね。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。