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デジタルデバイスから離れるための朝ラン

2020.06.14

こんにちは、萩ドットライフ()です。

僕には朝ランの習慣があります。主目的は健康のためですが、同時にデジタルデバイスから離れて物事を考える時間でもあるのです。ラン後に散歩をしますが、そのときにラン中に考えたことを言葉として発してみます。これが頭の整理になっていいのです。

1日中デジタルデバイス前にいる習慣

無職になって半年以上が経過したにも関わらず、いまだに目の前でPC3台(Mac×2、Win×1)に電源が入った状態で生活しています。

デザイナーをしていた頃の名残なのですよ。

もともとは、メインの作業機と、同時にメールチェック・YouTube閲覧・調べ物などをするためのサブ機として、Macを2台。そしてWebページの表示確認用にWin1台という体制だったのです。
表示確認には、他にスマホやらパッドも使ったりしてましたけどね。

それが今は、1日中YouTubeやTVer、AbemaTVが流れているマシン(Mac1)と、SNSを気にしたり、ニュースを見漁ったり、調べ物をするためのマシン(Mac2)に別れ、Windowsマシンは……、う〜ん、なんで点いてるんだろ?

毎朝「検索順位チェックツールGRC」を回して、ブログのキーワードの順位をチェックして、そのまま点いてるだけですね。
他に特に用途はありません。

ときどき、このGRCのように、Macでは稼働しないアプリがあるので、持っているだけなのですが、そのうちVMWare FusionかParallelsで仮想化することになるように思っています…。

ベッド脇には、常にiPadを置いています。

かつては就寝前には本を読む習慣があったのですが、禁煙して以降、体質が変わって寝付きが良くなったことと、老眼が進んで読書が苦痛になったことが原因で、この習慣を失ってしまいました。

それで、本棚から溢れ出していた書籍類をすべて廃棄したのです。
(参考:断捨離を実行することにします

以降、就寝前はiPadで、SNSをチェックしたりYouTube動画を観るのが日課になっています。

先日投稿した「1日おき更新でいいかも? 毎日更新しんどい」という記事でも書いたように、僕は朝起きたら、すぐに3台のPCをスリープから復帰させます。

ほぼ1日中、デジタルデバイスの前で暮らしているのです。

PC前と屋外。ちょっと考えることが変わりますね

長時間(といっても数10分から数時間程度)デジタルデバイスから離れるのって、入浴時と朝ランのときくらいのものなのですよ。

当然、飲み会やら買い物やらで、外出するときにはその限りじゃありませんけどね。
そんなの毎日のことじゃないし、僕自身がいま、人付き合いを狭めつつあったり、なかなか実店舗での買い物をしなくなっていますからね。

あまり、外出をしない生活をしているのです。

それでも、毎日こうしてブログを書き続けているように、いつもなんだかんだと「考えてはまとめて…」を繰り返しています。

「僕はデザイナーですよ」と名乗っていた現役時代のころから気づいていたし、実践していたことなのですが、一定時間デジタルデバイスから離れて、しかも川沿いやら、公園、街の雑踏の中を歩いたり走ったりしながらものを考えると、ほんのちょっとだけ違ったことを考えることができるんですよね。

僕の場合は「公園ラン+公園や川沿いの散歩」をしながら考えることが多いですね。

これは無職になった今でも、朝ランの習慣として残っています。

ここのところ、非常事態宣言中にノーマスクで走ることに気が引けて、2ヶ月くらいお休みをしていたことと、そろそろ暑くなってきたことも相まって、走力がかなり減退しています。
なので、ラン時間よりも散歩時間の方がふえてるんですけどね…。

僕は走りながらずっと、PC前で考えているようなことを考えています。

仕事をしていたときには、仕事のことだったり、こうしてブログを書き始めてからはブログのこと、ちょうど今人生の転機なので、移住のこと、萩の古民家のリノベーションのこと、人間関係の再構築のこと、などなど。

そしてランニングをやめて、散歩(ウォーキング)に切り替えてからは、小声で誰かに説明するように、ブツブツと独りごとを言っていたりするのですよ。
ランニングしているときに頭に浮かんだことを、メモも資料もないままに、言葉として発してみる感じですね。

他人と並んで歩いているときや、あちらから向かってきたときには、声を出さないように、口を動かさないように気をつけるのですが、後ろからやってきて追い越していく人に対しては無防備ですよね。

きっと「このオッサン、ずっと独りごと言ってる。気持ち悪っ」と思われていることでしょう。

思考が止まったときの解決策

この独り言時間。おそらく時間にして、10分から30分くらいのものだろうと思います。

ひとつのことに対して、延々とブツブツ言い続ける日もあれば、複数のことを同時に考えていて、独り言を小分けにしている日もあるので、なんとも言えないのです。

特に「今日はこのことについて考えながら走ろう」と決めて出かけるわけでもありませんしね。

手元に何も手がかりもなく、ついさっきまで走りながら頭の中に浮かんでいたことを言葉にしていると、なんとなく自分が使いたがってるキーワードとか、節目々々で踏んでいきたいポイント、作り上げたいストーリーなどが浮かび上がってくるのですよ。

そんなことをしながら、言葉にする順序を変えてみたり、思いもよらなかった部分に言葉を足して膨らませたり、抜け落ちてるところを見つけては「帰ったらググろ」と思ったり。

PC前にいるときとは、ちょっと違った頭の整理ができるのですよ。

決して「ものを考えるときは、整理するときは屋外がいいよ」などと言ってるわけではありません。
総じて考えてみると、一番効率がいいのは、いつも自分がいる作業場だったりしますかね。

でも、いつも調子いいわけじゃないですよね。

マンネリ感もありますし、なんだか意味もわからず「何にも考えられないし、なんかつまんないな」ってことだってありますしね。

思考が止まっちゃうんですよね。

そんなとき用に、自分なりの「解決するための選択肢」をいくつか持っていると、なにかと便利ですよ。
僕にとってのその中のひとつが「デジタルデバイスから離れてものを考える」ことであり、そのための「朝ラン+散歩」なのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。