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電話嫌い。実は相手によるし用件による

2020.09.22

こんにちは、萩ドットライフ()です。

定期的に電話というコミュニケーション手段について、あれこれ考えますね。「なんだよ、このタイミングに。鬱陶しいなあ」だったり「顔は見えなくとも、ちゃんと話せてヨカッタな」だったり。結局、相手と内容によって受け止め方が変わるんですよね。

電話が必須項目じゃなくなってた

これまで、このブログでも何度か「電話嫌い。手を動かしてることとか、考えてることをいきなり分断してくるの、マジやめてくれ」みたいなことを書いてきました。
たとえば「距離を置きたい人」とかね。

ただ、この数カ月間とにかく電話をかけてくる人々との付き合いが多かったんですよね。

  • 不動産仲介会社
  • 司法書士
  • 土地家屋調査士
  • 引越し業者
  • 設備業者
  • 金融機関
  • ガス会社

などなど…。

改めて「世間の皆さんは、まだまだ電話で連絡しあってるんだな」と再認識しました。

こういうのに関しては、大して腹も立たないのですよ。
「そういう人々と関係を持たなきゃ話が進まないんだもん、しょうがないよな」くらいのもんです。

中にはメールやメッセージを送っても、すぐに返事をする習慣のない人もいるでしょうし、いつ返ってくるかわからない返事を待っていたら仕事にならない人の方が多いでしょうからね。

相手の手を止めてでも、返事を得たほうが作業がスムーズな人って多いと思うのです。
特に不動産取引とか金融機関とのやりとりなんて「この日に必ず本人の意思表示が必要です」みたいなこともありますからね。

そりゃ、相手の状況がどうだろうと、電話で追いかけ回しますよね。

電話を「かけられる」側の僕にしても「登記が終わったら」「引き渡しが終わったら」「もうこの人から電話がかかってくることはない。期間限定のやりとりだから」と分かっているので、ぜんぜんオッケーなのです。

事実、引っ越しが済んでもろもろ落ち着いたら電話はピタッと止みました。

落ち着いたこともあり、思いつくがままにもろもろの住所変更をしているのですが、先日、卒業した大学の同窓会の変更登録をしていたところ「電話番号」が必須項目じゃなくなってましたね。

その代わり、メールアドレスが必須項目になっていました。

「そういえば、高校の同窓会はどうだっけ?」などと思ったのですが、こちらは紙名簿を発行する名簿会社にアウトソーシングしているので、名簿発行の時期じゃないと自分で登録内容を更新できないんですよね…。
僕はもう何十年も名簿を購入していないので、たぶんすごく昔の住所と電話番号が掲載されているか、行方不明者になってるんだろうと思います。

30年くらい前は、名簿に掲載されてる電話番号にかけながら同窓会の人集めをしていたこともありましたね。
宗教とか物販の勧誘の電話もかかってきたりして、相当ウザかったですけどね。

もうそんな時代でもないので、みんな電話番号とか掲載してないんじゃないかな? どうだろ?
紙名簿を購入する習慣をなくしているので、よくわからないのです。

○○に連絡先を教えてもいい?

こうして久々に「電話」をブログネタにしているのには理由があるのです。
前項で述べたように「電話がかかってくることが多い数ヶ月」を過ごしたこともありますが、古い友人が別の友人を介して「連絡先を教えてくれ」って言ってきたのですよ。

一見なんの変哲もない話に思えますが、僕、自分で会社を経営していてホームページに仕事用のメールアドレスを公開してますし、Facebookにもアカウント持ってるのです、僕の本名で検索すれば簡単にたどり着くはずなのですよ。

それを一切せず(できず)に、人を介して「連絡先教えてくれ」って言ってくる時点で「もう、この人と人生交わることないな」と感じました。

中学・高校時代は割とよくつるんでた人だったんですけどね。

おそらく彼の考えてる「連絡先」って、電話番号のことなのですよ。
電話をかけてきて「懐かしいね」から始まる世間話や昔話でもしたがってるのだろうと思います。

正直、そういうの苦痛なんですよね。

なので、その間を取り持ってくれた知人には「メールアドレスとLINE IDだったら教えて。電話番号は、かけるのもかかってくるのも鬱陶しいからNG
」と伝えました。

その後、数日経過しましたが何の連絡もありません。

ふと気づいたのですが、その間を取り持ってくれた知人も、僕の電話番号知らないんじゃなかったかな…。

以前、何かの会合でその彼が飲み屋から誰かに電話している姿を見かけたことがあるのですよ。
仕事の電話とかじゃなくて「いま懐かしい奴と会ってるんだよ、誰だと思う?」的なやつ…。

僕、こういう電話、かかってくるのはもちろんのこと、同席している人がそういう行為をしているのも不快なのです。
当然「いま替わるね」と、僕を電話口に誘ってきたので「オレ、そういうの嫌いだから出ない」と断りましたけどね。

そんなことがあったので、その彼を「電話番号を教えちゃいけないリスト」に入れたような、そんな気がします。

結局「人による」ってことなんでしょうね

とはいえ、電話をしてくるやつが憎くて仕方ないわけでも、なんでもかんでも「用件をコンパクトに伝えてすぐに切れ」と言うわけでもありません。

以前「長時間電話のあとのモヤモヤ感」という記事を投稿したことがあるように、ダラダラと1時間も喋ってるときもあるのですよ。

特に出資先の社長から電話がかかってくるときはそうですね。
海外からなので、電話じゃなくてFaceTimeなんですけどね。

彼からの着信があったら「ああ、こりゃ長くなるな」と覚悟してます。

細々とした報告から始まって、市況やら、客やら取引先の悪口、今仕掛けようとしてることなどなど、あれやこれやを「あ〜でもない、こ〜でもない」話し続けますからね。

彼にとって僕は壁打ちの「壁」だから仕方ないのです。

同様に「話が楽しい人、噛み合う人」「刺激し合える人」、冒頭で触れた○○屋さんたちのように「いまトピックを共有してる人」からかかってくる電話ならば、けっこう平気なんですよね。

むしろ「そろそろ、なんか面白い話題を提供してくれよ」と待ってることもありますし、待ちきれずにこちらから電話することだって皆無じゃありません。

僕たちが子供だった時代と違って、今はコミュニケーション手段は多岐にわたります。
とくに昔は手紙や伝言板くらいしかなかった「非同期」の連絡手段が増えましたよね。

なんとなく「この人はLINEの人」「この人はメールの人」ってカテゴライズしちゃってるように感じます。

昔も、年賀状はやりとりしてるけど、電話がかかってきたら「え、何が起こった?」って感じるような仕分けってありましたもんね。
それがもっと細分化されてるような感じですかね。

いつもLINEの人が、メール送ってきたら「お、ちょっと場面が違うのかな?」って思ったり、逆ならば「いつもと違うスピード感を求めてる?」って感じたりね。

なので、電話や対面のような双方が同時に拘束される手段でコミュニケーションを取り合うためには、無意識に設けたいくつかのフィルターを通過している必要があるのかな? と。
また、そうしたほうが効率的だし快適だと感じる人が増えつつあるんだろうな、と感じるのです。

決して「電話嫌い」ではないのです。
コミュニケーション手段の選び方が噛み合わない感じが不快なのです。

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