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生活のアービトラージをしようと思います

2018.07.12

最終更新日:2018年07月28日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

都市部と地方の生活コスト差を有効活用したいと思っています。東京の仕事を地方でできるようになるのであれば、生活コストの安い地方に住んだほうがラクだろうし、親の介護問題にも対応しやすくなると思うのです。

「アービトラージ」っていうんだって

自分の暮らし方を考え考え続けている過程で、うっすらとイメージしていたことなんですが、以前の仮想通貨ブームのときに多用されていた「アービトラージ」という言葉を使って「生活のアービトラージ」と上手に表現されている方がおられました。
何かを調べている最中に、ネット上で見つけたんですよね。
そのときは大して気にもとめず、そのまま流してしまったので、どういう文脈で使われていたのかわからずじまい。
ググっても出てこないんですよ…。
たぶん、僕が思ってるのと近い文脈なんだろうな、と勝手に想像します。

アービトラージ:
裁定取引(さいていとりひき、英: Arbitrage)とは、金利差や価格差を利用して売買し利鞘(りざや)を稼ぐ取引のこと。サヤ取り(鞘取り)ともいう。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/裁定取引(2018年7月12日現在)

都市部は生活コストが高い、地方は安い。都市部で資産形成したり賃金を得ながら、地方で暮らす。得だよね。って話です。

都市部って概念は不要かもね

資産形成したり、高い賃金を得るのに「都市部」って考え方をしなくてもいいような気がします。
僕は、長らく東京で仕事をしていました。なので、地方に移住して、そこで改めて仕事を探し始めるよりも、東京の仕事を地方でリモートワークできるようにしたほうが楽チンなのです。
しかし、一般論的にはどうなんでしょうね? 地方に住みながら高い賃金を得る方法もたくさんあるんじゃないでしょうかね。
このへんはすぐに「あ〜したらいい」「こ〜したらいい」って出てきませんので、改めて考察し直しましょう。

ただ「地方で生まれた人は、ずっと地方に残るべきだ」には反対します。
東京だろうがロンドンだろうがシンガポールだろうが、そのへんは勝手に決めりゃいいんですが、人生の一時期でいいから人が多く集まる場所に身を置くことは大切だと思います。
他人との直接的な交流が創造的活動に資するものは多大だと思うのですよね。

本当に「地方は生活コスト安い」って思っていいの?

話が矛盾しますが、地方の生活コストって決して安くないですよね。
安いのは、地価くらいじゃないかな? 住宅、作業場、駐車場くらい。都市部ほど競争原理が働かないうえに、消費量が少ないので、物価は高いはずなんですよ。
コンビニなんて全国一律の価格ですしね。
生活をするために、車が必須です。当然、維持費、燃料費、駐車場代がかかります。

「魚や野菜は安いんでしょ?」に対しても、「新鮮な国産品が、東京の割烹より安く食べられる」ならば、その通り。
でも、日常の消費に関しては、都市部のスーパーが外国から大量仕入れしているものよりは高いでしょう。

日常生活にしても、自動車を常用するので燃料費がかかったり、路線バスも東京のバスみたいに定額じゃないですしね。
「外出から帰ってきたら、玄関先に野菜がおいてあった」みたいな話もあるようですが、これを是とすべきか非とすべきか、一概に高い安いの評価に加えられるもんじゃないように思いますね。

アービトラージできるかどうかは、人による

やみくもに「地方の方が安いから移住するとラク」と考えると、良くない結果を招きそうです。
結局、解釈は人によって異なりますよね。
僕の場合は、

(1)東京のマンションを賃貸に出すことで収益を得られる

東京のマンションに住み続けるよりも、そこを賃貸に出して地方に移住すれば、ある程度の所得を得ることができるのです。
それは、地方生活によるコストアップを上回ることが予測さります。

(2)東京の仕事を完全リモートワークに変えられる

地方移住に伴う就職問題がありません。むしろ(1)によって、所得は増すのですから、仕事を減らして余暇を増やす。または、次の仕事の準備期間に充てることができます。
これに関しては、ずっと試行錯誤を続けてきました。
東京の仕事の一部を他人に分担する必要があり、その人件費分、所得は減りますからね。そして、その方式を受容してくれる案件しか受注することができません。

(3)職業人生を見直すフェーズに差し掛かってる

今のデザイナーという職業は着陸態勢に入ってると思ってるんですね。今後、請負や協業をしない仕事を構築していこうと思っています。なので、意図的に他人との交流を閉じて、自分ひとりでじっくり考える期間を設けたいのです。

という理由によって「生活のアービトラージ」が成立しますし、実施しやすい時期であると思っています。
なんか、アービトラージの概念を勝手に拡大しながら話を進めてますが、まあいいや。

その移住する街に価値はあるのか

人は損得だけを判断基準に生きているワケじゃありません。
地方に移住することが、人生にとって価値あるものなのか? と自分に問いかけることは極めて大切だと思っています。
僕自身が地方出身者なのですが、19歳時点までの記憶しかありません。
高校を卒業して、1年間の浪人後に千葉県に移り、それからずっと地方生活をしていないので、大人としての地方生活者経験はないのです。
ただ漠然とではありますが、人間関係が都市部よりも濃密だったり、町内会的なミニイベントが多かったり、相容れない考え方の人との距離が近かったり、夢のような場所ではないことは承知しています。
それでも、それを上回る価値を感じているのです。

僕は、生まれた街に帰ろうとしています。
生まれた街には両親がいるので、その方が介護問題に対応しやすいのです。
人生の一時期ではありますが、生まれた街の納税者になりたいのです。

この「萩ドットライフ」は、それを記録する媒体なのです。
「こうすれば、またこの街に帰ってこれるよ」と、ひとつの例を示したいのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。