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「儲かること」と「儲からないこと」の中間くらい

2018.09.21

こんにちは、萩ドットライフ()です。

昨日「時間という資産をを浪費したくない」みたいな記事を書いたのですが、なんでも利益につながるかどうかで考えているわけではないのです。むしろ「儲からないこと」に一生懸命取り組むための枠組みを設定して、そこから楽しみを得たいと思っているのです。

ローカルメディアって儲からないんでしょうね

こないだ「ローカルメディアについて考えてみる」って記事を書きながら「なんか面白そうだな〜」と思い続けてるのですよ。
このブログすら、まだはじめて2か月ちょいだし、月1,000pv程度の規模なのに「なにがローカルメディアだ、まずこのブログの目鼻つけろよ」って話ではあるんですけどね。

こういうことを考えると「早く萩に引っ越したいな」と思う気持ちが強くなって、セミリタイア欲が高まるんですよ。考えるだけならタダですしね。
いろいろ妄想しますよね。「狭いあぜ道にでも入っていけるような軽バン買って、後部座席を作業スペースにしたい」とか「無名なうちから、ロゴ入りパーカー作りたい」とかとか。
軽バンに関しては、まず僕、免許取らなきゃいけないんですけどね。20年くらい前に流しちゃったんですよ。

山口県萩市および近隣のローカルメディア。とりあえず「Webメディア」でシバって、いろいろググってみると、若干はあるんですが数は少ないですよね。やりかけて、途中でやめちゃったっぽいのもありますね。
ブルーオーシャンっちゃあ、ブルーオーシャンなのかな? 早い話が「儲からない」ってことだと思うんですよね。個人事業者にしても企業にしても、利益が出る事業じゃないと手を出せませんから企画はあっても、なかなか行動に至らないんでしょうね。
どうしても「どうやって収益を確保するの?」て話から始まりますから、こういうのやろうと思ったら、そこそこの街の規模って必要になりますよね。

たぶん、企画する人や企業は多いんじゃないかな? でも、

  • Webサイト制作
  • 取材スタッフ

あたりが関門っぽいですね。
「シロートなんだから、最初はダサくていいんだよ」って言っても、それでも「バカにされたくない」とか「恥ずかしい」とか言いながら「できる人」を探そうとするんだろうし、「シロート芸でいい」ってなっても、その人が従業員ならば、人件費は発生するわけですからね。機会コストの損失ですよね。

そこで、セミリタイア人ですよ

「収益をあげる」ってシバリさえなければ、楽しそうなことっていっぱいできそうな感じなんですよね。
技術的なことだって、最初はダサくてイタいコンテンツをどんどん投下していけば、そのうちなんとなくカッコついていくもんだと思うんですよ。このブログもそう願いながらやってるんですけどね。

そうなると、だんだん人も集まってくるし、注目も集まってくるようになると思う。そして「そろそろ収益あげること考えてもいいのかな?」ってフェーズは、そのうち訪れるような気がするのです。

個人事業主も企業も「そのうち」「気がする」に耐えられないんですよね。これって「道楽」ですから。
ただ、セミリタイア人にとってみたら、そんなことどうだっていいわけですよ。不動産の賃料やら、金融資産の運用益、ユルめの労働で、最低限の生活コストは確保してるのですから「儲からないこと一生懸命やる枠」みたいなのを設定して、楽しさ優先の活動ができるのですね。
昨日「常に「資産運用」的な考え方をしてみる習慣」って記事を書いたばっかでアレなんですが、何が何でも経済的合理性を追求してるわけではないのですよ。

でも「もしかして、初めちゃって、クオリティ上げちゃったら、意外と需要あるかもよ」くらいのことはずっと考え続けます。こういうの考えるのも、このゲームの「楽しさ」ですからね。
そして利益につなげる方法も考え続けましょう。どうしても自分の成果を、お金ってモノサシで測って見たくなるもんなんですよね。

で、いつの日か結果論的に「ほら。オレの考えてたの、経済的合理性あったじゃん」ってことにしたいのですよ。「儲かること」と「儲からないこと」の中間くらいで遊びたいのですよ。

この話「やると楽しそうだな〜」って話であって「決めた。やるよ」って話じゃないですからね、念の為。
「田舎に移住してセミリタイア生活に入ったら、やりたいことリスト」に入ってるくらいの感じです。

でも、やるのならば、ひとりでやりたいですね。
「儲かること」と「儲からないこと」の中間点って、他人と話すとモメそうなんですよ。そして「楽しさ」優先なので、横からあ〜だこ〜だ言われたくなかったりもしますよね。

自分と向き合う時間を上手に設計したい

僕が「セミリタイア」とか「ローカルメディア」とか言ってるのも、こうしてブログを書き始めたのも、自分と向き合うための技術とかツールみたいなもんを言葉に置き換えてみようとしてるんだと思うんですよね。
僕たちは「インプット」と「アウトプット」を日々繰り返してるんですが、その間に「加工」って工程がありますよね。
ここで、インプットしたものを削ったり、組み合わせたり、新しいものを足したり。そのやりかたは自分で考えるしかないんですよね。その考えてる時間が、自分と向き合ってる時間だと思うのです。

ローカルメディアでもブログでも、アウトプットを習慣にしていれば、自然と「考える」も増えるのですよ。そうすると、

  1. 他人の言葉をインプットして
  2. 自分の考えで加工して
  3. 自分の言葉としてアウトプット

を繰り返し訓練することになりますから「自分の言葉で語るチカラ」が強化されるのですよね。
こういうことって、人生の中でずっと続けてきたことなんでしょうけど、意識しながらやることで、精度や解像度が上がるんじゃないかと思っています。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。