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常に「資産運用」的な考え方をしてみる習慣

2018.09.20

こんにちは、萩ドットライフ()です。

金融資産を購入して運用を初めて、まだ2年と少ししか経っていないのですが、以前よりも確実にお金のことについて、しっかり考えるようになってきています。そして、資産を運用するという考え方が、お金以外のことにも波及しつつあるのを感じるのです。

いつしか時間を資産と考えるようになってる

昔から、色んな人が言ってきてることではあるのですよね。「時は金なり」「Time is Money」とかですね。とくに目新しさのある考え方じゃありません。子供のころから知ってる格言ですから、アタマではわかっていた考え方なのです。
これって「時間をお金に換算して考えよう」ってことじゃありませんよね。「時間は資産なのだから、お金と同じように考えよう、運用しよう」ということなのだと思います。

機会費用という言葉があります。

機会費用:
機会費用(きかいひよう、英: opportunity cost)とは、時間の使用・消費の有益性・効率性にまつわる経済学上の概念であり、複数ある選択肢の内、同一期間中に最大利益を生む選択肢とそれ以外の選択肢との利益の差のこと。最大利益を生む選択肢以外を選択する場合、その本来あり得た利益差の分を取り損ねていることになるので、その潜在的な損失分を他の選択肢を選ぶ上での費用(cost)と表現している。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/機会費用(2018年9月20日現在)

ざっくり言えば「別の選択肢を選んでいれば手に入ったはずの利益」のことですよね。
たとえば僕が、あまり親しくもない知人に「たまにはメシでも食おうよ」って誘われて、3時間ほど一緒に居酒屋で過ごしたとしましょうか。
あまり親しくもない知人なので、予想通り楽しい話なんかないわけですよ。よく聞いてみると、先方が僕を誘ってきた理由は「仕事回してくれ」だったり「お金融通してくれ」「自分の商品買ってくれ」みたいな話だったりするわけです。
つまんない3時間を過ごし、先方が「オレが誘ったんだから」とそこの飲食費を負担してくれました、と。
一見、何も損をしていないように見えます。お金も全く使っていません。

ところが、仮に僕がその3時間を作業時間に充てていれば、3万円の収入を得ることができていたとしましょう。その選択をしなかったのですから「あまり親しくもない知人と居酒屋で過ごす時間を3万円を支払った」ということになるのですよね。

結局「人間関係」ってことになるんですけどね

僕のようなフリーランスって、時間も資産なのですよ。上手に運用しないと「運用成績」に大きな影響が出てしまうのですよね。
いつしか、お金でいう

  • 消費:毎日の生活にかかせない必要な出費
  • 浪費:リターンの少ない、または必要のない無駄な支出
  • 投資:自分の知識・能力・財産を向上させるための出費

という考え方を時間の運用に当てはめて考えるようになっているのです。
前述の「あまり親しくもない知人と居酒屋で過ごす時間」は、「浪費」ということになりますね。

余談になりますが、最近「時間の浪費」に対して敏感なんですよ。
SNSの発達のせいなんでしょうかね? プチ同窓会みたいなのや、小さな会合みたいなのが増えてきてるんですよね。
そんなに嫌いじゃありません。楽しい時間、楽しい会話、または懐かしい時間ってのは、刺激になりますし、日常生活に欠かすことのできないものだと思っています。
ただ、その中に「つまらなそうな誘い」が手を変え、品を変え混ざってくることも増えてくるんですよね。
僕も社会人経験長いですから、それなりの地雷探査機能は備えているつもりなのですよ。でも「同級生」とか「なんとなく知人」とかってなっちゃうと「臭うな」と思っても、時間を提供せざるを得なかったりするんですよね。

事前に「アナタと面会することによって、僕にどんなメリットがありますか?」って聞くのも、なかなかアレですしね。
結局は「クソっ! 時間浪費した」って毒づきながら、こうして、もっともらしいブログ記事にするのが関の山なのです。
まあ、完全に回避するのはムリですよね…。

他人の時間も同様に考えたい

「時間の運用」もギブ・アンド・テイクですよね。
参考:ギブ・アンド・テイクについて考え方を整理する
まずは自分から、他人の時間を大切に考える習慣を持つことが大切なのだと考えています。
逆に、そういう意識のない人からは、できるだけ距離をとって、できるだけ関わらないようにして、自分の時間を奪われないように細心の注意を払うことが大切だと思うのですよね。

ちょっと思いつくだけでも「情報交換させてください」の人とか、面会の約束をしていたスケジュールを直前に自分の都合でキャンセルしてくる人、延々と自分語りや売り込みのような話ばかりする人…などなどでしょうかね。

自分の時間も、他人の時間も等価なのですよね。
他人の時間を奪うことに意識を向けられない人は、自分の時間も浪費しがちな人なのだろうと推察するのですよ。
僕の時間が奪われるのを警戒することもさることながら、時間をうまく運用しようと考えていない人と関係を持つことが不快なのです。そして、自分も常に「他人の時間を奪ってはいないか?」と気にしていなければならないことなのです。

ことあるごとに「オレは時間という資産をちゃんと運用できてるか?」と自問することは有益ですよ。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。