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フリーランスの老後は50代から始まってる

2019.02.22

最終更新日:2019年03月06日

こんにちは、萩ドットライフ()です。

フリーランスにとって現役と老後は連続しているのです。最初に「フリーランスの老後」というテーマを設定してから、この記事を書き始めてみました。「すでに職業人としては老後は始まってる」と考えたほうがいろいろとしっくりくることが多いのですよ。

意識しはじめた時点から「老後」です

先日「フリーランスの営業には、老後戦略も含まれますよ」という記事を書きまして、その中で「フリーランスの老後」という章を設けたのですが、うまくまとめることができず、

50代半ばになるまで「老後戦略」について、まったく考えが及んでいませんでした。
ただ、ようやく気づいて、考え始めることができました。

という、なんとも消化不良あふれる文章を書いていたのですが、ずっとこれについて考えてはいるのですよ。

悩んでいるわけでもなく、頭の中が整理できてスッキリしているわけでもなく、ただ「フリーランスの老後」について考え始めてるんですよね。

僕が会社員をやめてフリーランスになるときも、同じような感覚だったんですよね。
一部の人を除いて、誰にも「やめる」とも「フリーになる」とも言わず、ずっと自分の価値観が変わっていることを確かめ続けたり、環境が変わったあとの自分を想像し続けていました。

日ごろから「なんだかんだと考えるよりは、行動が大切だ」と考えているはずなのですが、実際の動き出しは少々ニブい性分のようです。

今になって考えると「さて、フリーになるぞ」と考えはじめたときから僕のフリーランス生活は始まってたようにも思います。
「助走も走り幅跳びの動作のひとつ」みたいな意味合いですね。

僕はもう「老後」を意識していて、いろいろと考えはじめていますから、もう助走はじめちゃってるんですよね。僕はもう「老後」を始めているのです。
50代半ばなので「職業人としての老後」とか、若干芯をズラして考えてますけどね。

セミリタイアとか二拠点生活とかやり始めてるのも、老後へ向かう予備動作なのですよ。
そういう認識は持っています。

フリーランスには定年がありません

「老後」の定義を調べてみると、どうもしっくり来ないんですよ。

ろう‐ご〔ラウ‐〕【老後】の意味:
年をとってからのち。「老後の設計を考える」
出典:老後(ろうご)の意味 – goo国語辞書(2019年1月25日現在)

みたいな感じです。

おそらく、サラリーマンの方にとっては、定年退職が境目なんでしょうね。
当日までが現役、翌日から老後。こんな感じなんでしょうかね?
でも、定年後にも就職活動されたり、起業されたりする方もおられますから、一概には言えないのかもしれませんね。

ところが、フリーランスには定年がないのです。
なので、僕のイメージでは「現役」と「老後」って連続してるんですよね。
というか、最近そう考えるようになってきています。

だから、上で書いた『僕はもう「老後」を始めているのです』という考え方を受容できるのですよ。

本心は「まだ50代だぞバカヤロー、老後なんてまだまだ先の話だコノヤロー」と思っているのですが「老後要素が混ざりはじめたかね? 現役と老後は連続してるからね」くらいの感覚で折り合いをつけているのです。

労働の継続を含めた老後設計

「フリーランス 老後」とかでググると、やはりお金の話が多く出てきますよね。
これって非常に大切。僕もこのブログ内に「資産運用」というカテゴリーを設けて、考えてること、やってること、現在の状況などを記録していこうと思ってはいるのです。
なにぶん知識が少なくて、なかなか記事にできませんが…。

ただ「いまのところ」ではありますが、僕は老後設計に「労働」を含めて考えているのです。

「いつまでも社会と関わっていたい」という気持ちが強いのですよ。
就学時代はずっとスポーツ(球技)をやっていたし、社会人になって10年目にはフリーランスになりましたから、自分のいるフィールドでポジションを得ることで、自己承認欲求を満たしてきた人生なのですよ。
おそらく死ぬまでこんな感じなのだろうと思っています。

ただ、

で書いているように、ユルい働き方に変えたいのですよ。

大まかなイメージとしては、クライアントワークをやめて、スタンドアローン(自己完結型)の労働に変えていくつもりなのです。
もちろん、失敗してこれまで蓄えた資産をスっちゃうリスクもあるのですが、なにもしないよりはマシだと思っています。

なんとなく75歳とか80歳くらいを想定して、その時点の僕が楽しく働けている状態を作るためのチャレンジを今から数打ちたいのですよ。
(参考:人生二毛作。「二度目の人生」って言い方って大げさ?

このテーマについてはずっと考えていくことになろうと思います。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。