follow hagi.life

「今の仕事が好き」を取り戻そう

2019.04.12

こんにちは、萩ドットライフ()です。

好きだったはずの仕事がそれほどでもなくなったり。かつて捨ててきた「好き」がまた蘇ってきたり。50代のオッサンには、なかなか面倒な感情が芽生えるのですよ。もう一度整理し直して「今の仕事、好き」な状態に戻ろうと思っているのです。

好きでデザインの仕事をはじめたのですよ。
最初はグラフィックやってて、写植や印画紙焼き発注して、版下作ってたのが、今はWebデザイナーとしてPC上でレイアウトしたり、htmlやCSS、JavaScript書いてコーディングするようになっていて、やってることはかなり変わっているのですが、一貫して「デザイナー」なのですよ。

それがこの30年の間、どこかしらで「お金を稼ぐもの」「仕事、業務、責任」の方が強まっていって「合理的であるべきもの」になってきているのですよ。
「好きだから、やってて楽しい」「もらえるお金はいっしょだけど、もうちょっと考えてみる」を合理性がかき消していくようになっちゃってるんですよね。

これが「ヤキが回った」って状態なのだろうと感じています。
デザインがあまり「好き」ではなくなってるのですよ。

以前「デザイナーは引退しても、デザインは続けるよ」という記事を投稿しました。
それの補足でもあり、考え直しのようなことになろうかと思いますが、

  • デザインが「好き」だったときを思い出そう
  • 捨ててしまった「好き」をもう一度探そう

みたいなことを考えているのですよ。

合理性を必要としないデザインと向き合おう

今こうして手探りで、まずブログを書くことからはじめているように、自己完結型の仕事を作り出すことによって、もう一度「自分の作りたいものを作る」フェーズを取り戻そうと思っています。
(参考:自己完結型(スタンドアローン)の仕事を模索しよう

今、新規案件の受注を停止してセミリタイア生活に入っているのですが、このままクライアントワークでメシを食うのは終わりにしようと思っています。
そのうち考え方が変わるかもしれませんが、今はそう思っているのです。

50代半ばまで、フリーランスのWebデザイナーとしてやってこれたのは、とても運が良かったし、周囲の方々に感謝しかありませんが「もう、ここらで好きなようにやってみたい」という欲求がとても強まっているのです。

他人の意見やスケジュールに左右されない、ユルめの仕事を作っていきたいと思っています。このブログ内でもよく書いている「生産的な趣味」というやつですね。

もう30年以上もデザイナーとして生きてきたので、働き方のスタイルだったり思考様式が、デザイナーのそれなのですよ。そこは「変わらないもの」として保持し続けたいと思っています。
だから、もう一度「デザインが好き」な状態を取り戻すことが、一番快適だと思うのです。

問題は、自分のアウトプットに対してフィードバック(評価)を得にくいところなのですが、そのへんは「そのうち考えればいいか…」くらいの気持ちでいます。

捨ててしまった「好き」をもう一度、拾い集めよう

「そういえば、文章を書く練習したかったことあるな」みたいなことも思い出すようになってきてるのですよ。
以前「新しい感情」で書いたように、加齢によって感じるようになった「心の熾火」というやつですね。

冒頭で、合理性によってデザインの好きな部分がかき消されたと感じていることに触れましたが、同様に、仕事としてデザインを選択する過程の合理的な判断によって捨ててしまった「好き」もたくさんあるのですよ。

たとえば、工作なんてのもそうですね。
僕の父親は大工で、子供の頃、僕が使っていいことになっていた道具があって。生まれた家の風呂は、木をくべる式の窯を使っていたので、木小屋があって。
古い大工道具×木小屋の木が僕の遊び道具だったのですよ。

中学校に入学すると同時に、新築した家に引っ越して灯油式の風呂釜になったので木小屋はなくなり、大工道具は整理されて、ちょっと使い勝手が悪くなり、僕自身もバレーボール部に入り、生活の中心がそちらになったので、なにかを作って遊ぶことはなくなりました。

ところが、最近YouTubeで、DIYやらセルフリノベーションの動画ばかり観てるのですよ。
先日、ワケあってリョービのドリルドライバーを買ったら、ちょっと高まりましたし。

こうした「お金にならない」「役に立たない」けれど好きなことに、もう一度触れて昂ぶりたいのですよ。
これが、これから作ろうとしている「生産的な趣味(=ユルい仕事)」の答え探しに役立つようなきがしているのです。

幸福度はちょっと上がるはず

例え仕事にならなくても、いいのですよ。好きなことをしているとパワーみなぎりますからね。
幸福度を上げるための大切な要素なのですよ。

あと5年足らずでサラリーマンの皆さんで言う定年退職の歳になります。
フリーランスの僕には関係ないことなんですけどね。それでも意識はするのですよ、高校・大学の同級生のほとんどはサラリーマンですから。

職業上の「やらなければならないこと」を可能な限り回避するフェーズに向かっているのですよ。
そのためのセミリタイアであり、その先に1年以上の長期休暇を予定しているのです。

『「今の仕事が好き」を取り戻そう』というタイトルでこの記事を書き始めました。
本心は「もう好きなこと以外、仕事にしたくない」なのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。