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おおざっぱに言えば、何も変わらない

2020.03.31

こんにちは、萩ドットライフ()です。

新型コロナ禍により世の中がバタバタしていますね。僕はもともと無職だし、さほど出歩く方でもないし、金融資産が目減りしてドキドキしているくらいで、普段と何も変わらない生活をしています。世間が暗いのは嫌なので、早く収束するといいですね。

世の中がたいへんです

このブログでも何度も書いているように、僕はいま東京と山口県萩市を行ったり来たりする二拠点生活をしています。
ひと月のうち2週間を萩で過ごし、残りを東京で生活する感じです。

この3月は、結局ずっと東京で暮らしました。

無職だけれども法人は所有しているので、それの決算があったり、年度末なので何かとバタバタするだろうなという見込みもあったのですが、移動を避けた一番の理由は、新型コロナウイルスの影響です。

僕ごときの二拠点生活に何か意味があるわけでもなく、まさに不要不急そのものですからね。

世の中がいろいろと大変です。
一時はトイレットペーパーが店頭からなくなったり、今でもマスクは不足してるっぽいですね。

ちなみに、僕がいつも行ってるスーパーでは「あれ? ずいぶん列が長いな」と思うことはありましたが、食料品が棚からなくなるようなことはなかったように思います。時間帯にもよるのかもしれませんけどね。

ちょっと話はズレますが、平成23年(2011年)の東日本大震災のとき、いろんなところで「ペットボトルの水がない」という報道がされていて、たしかに近所のスーパーからも、コンビニからも水とお茶が消えていたのです。
でも、炭酸水を求めて商店街の古い酒屋にフラっと入ってみると、炭酸水も、ミネラルウォターもお茶も、フツーに売ってたんですよね。

店番のおじいさんと、

「あるんすね」
 『あるんだよ、まとめ買いしてく?』
「いや、自分が飲む分だけでいいす」

という会話をした記憶を今でも覚えています。
まあ、そんなに存在感のなかったお店だったからなのか? ご主人が高齢だったからなのか? 今は違うお店に変わっちゃってますけどね。

以来「○○不足」というニュースに接しても、どこかしらで「どっかそのへんに売ってるだろ」と考えるようになってしまっているのです。

昨晩(2020年3月30日)には、小池百合子都知事が緊急会見を開いて、夜間の外出の自粛を呼びかけておられましたね。

その前には「東京の封鎖もありうる」という発言もあったようで、このひと月でずいぶんと危機感が増してきたような感じを受けます。

僕の生活は、何も変わらないのです

そんな、世間がバタバタしているさなかでも、僕の生活はさほど変わっていないのです。
もともと半年前から無職だし、その前だって20年以上もリモートワーカーだったし、ずっとずっと不要不急の外出なんてしない生活をしていたのですから。

せいぜい、朝ランと食料の買い出しくらいしか外出しない生活をしていたので、それをそのまま繰り返しています。

まあ、唯一「4月くらいに飲み会を」と言っていた話があったのですが、それが流れたくらいでしょうかね。

前項で触れたように、僕はこのひと月ずっと東京にいました。

萩の拠点は、僕が高校まで暮らした家なので、高齢の母親がいるのですよ。
もしかして自分が感染者で、母親に移すとマズいなという気持ちもあります。

だから、しばらくは東京の自宅でひっそりと暮らしていたほうが良さそうなのです。

当然、資金面は傷んでますね…

ただ、お金の面に関しては、相当なダメージを受けていますね。

僕が主に資金を投入しているVT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)は、一時期35%程度値を下げてしまいました。

僕の基本的な投資方針は「ほったらかし」なので「ま、そのうちコロナが収束したら回復するだろ」くらいの考えなのですが、ちょうど時期が悪かった…。

萩市で居住するための家を買い、その支払をする時期なのですよ。
(参考:他人の趣味と向き合う ― 萩市の古民家を買うことにしました

この株価暴落の折、その代金を作るために手持ちの金融資産を売却しなければならないタイミングだったのですよ。

株価が35%下がってるということは、65万円のものを買ったつもりが100万円の支払いをするようなものなのですね。
「売買契約を進めているときに現金化しておけばなあ」
「あのときカッコつけて『今払っちゃいますよ』ってやっておけば…」
などとも思うのですが、後の祭りですね。

結局、売却したのは「MXS外株/ETF(F)(1550)」というMSCIコクサイに連動するETF。
最高値から27%落ちた状態で現金化しました。

それでも、購入したのがかなり前だったので、その時点から28%くらい値上がりしていて、一応利確はできました。
結局それって「課税される」ってことなんですけどね…。

かつて「VTと楽天・全世界株式インデックス・ファンド に集中させつつあります」という記事を投稿したように「いちいち考えるのメンドくさいから、ゆくゆくは世界株式にまとめよう」という方針にしていましたので、それに従うことにしたのです。

他の元本割れてる資産(楽天VTとか)を売却すれば、税金はかからなかったのですが、方針を優先することにしました。
いずれはどこかで売却して課税されるわけですからね。

新コロナ由来の世界的大不況、セミリタイア人にとっては大打撃ですよね。
「さあこれから」という人にとっては、出鼻をくじかれるような出来事だったかもしれません。

「金融資産が目標の3,000万円になった、さあセミリタイアだ」って人が「ありゃ、この2ヶ月で2,000万円に減っちゃったじゃん」という状況が今ですからね。

決して強がりを言うつもりはありませんが、僕は半年前に無職になっていて良かったと思っています。
もし、無職になる前にこの大不況が起こったら、慌ててセミリタイアを撤回して新規案件を求めていたかもしれません。

結局、相場なんて上がるときもあれば下がるときもあるのですよ。
セミリタイアは長丁場。「これから先も何度かこういうことがあるんだろうな」と思いつつ、何も変わらない日々を過ごしていこうと思っています。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。