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「地ブログ」って方言?

2019.03.07

こんにちは、萩ドットライフ()です。

「地ブログ」っていう言い方を見たことがあって、ググってみました。すると、検索結果の1位が山口県、2位が萩市。なんだこれ? そして、他の地域・自治体では「地ブログ」って用語を使ってる気配がないのですよ…。ぜんぜん一般的じゃないんですね。

「地域ブログ」が一般的みたいです

たまたま「地ブログ」でググってみたのですよ。
すると、予想もしなかった結果が…。

Google検索結果

Google検索結果(2019年3月7日現在)

なにこれ? 1位が山口県、2位が萩市。これ以外は「地ブログ」なんて用語使ってないのですよ。山口県でしか使ってないじゃん! 3位以下はもう「地ブログ」っていうワードじゃないんですよ。

Googleのキーワードプランで調べてみると「地ブログ」の月間平均検索ボリュームは「0〜10」。確かに、ぜんぜん検索ニーズありませんね。
試しに「地域ブログ」だと「100~1000」。こっちはそこそこ一般的な感じがしますよね。

「地ブログ」。勝手に一般的な用語だと思いこんでいたのですよ。
アタマの中に「地酒」「地ビール」があるもんだから、とくに違和感がなかったんでしょうね。

「地」で始まる用語。他にどんなのがあるんだろう? と軽くググり巡ってみたら「地スイーツ」はありました。「地アトラクション」「地イベント」「地アニメ」はありませんでしたね。「地祭り」はあったけど、意味が違った…。

僕が山口県萩市出身なので、地域のブログを検索してるときに「山口県の旅行・観光情報 おいでませ山口へ」にたどり着いて「地ブログ」という用語を目にし、勝手に一般的な用語だと思いこんでいただけなのかもですね。

僕は「地域ブログ」よりも「地ブログ」のほうが、しっくりくる感じがするんですけどね…。あなたは、どうお感じですか?

ブログと地域の親和性

僕は現在、東京と山口県萩市を行ったり来たりの二拠点生活をしているのですが、ゆくゆくは萩市に完全移住をしたいと思っているのですよ。

このブログは、その過程を記録するという目的もありますので、開設当時から「ブログと地域の親和性」みたいなことは考えました。
ブログのタイトルを「萩ドットライフ」にしているのも、文末を必ず『生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。』閉めているのも、そういう意図があるのですよ。

いまのところ何もできてやしませんが、地域創生にも興味を持っているのです。
以前「田舎の人って、ブログ書けばいいんじゃないかな?」という記事を書いたことがあるのですが、今、地方の人口は年々減り続け、生活の利便性もどんどん失われつつあることは周知の事実かと思います。

ただ、実際に東京と田舎を行き来して生活してみますと、不便は不便なりに土地々々のライフハックが生まれてきているようなのですよ。
「うちの近郊では、こういうやり方してるよ」とか「こんな商売始めた人がいるよ」みたいな「田舎の暮らし方大喜利」みたいなのが始まると楽しいと思っているのですよ。

前述の記事では、

日常的にブログを書いていると、こういう話に接したときに「あ、これブログネタになるかも」と思いつきますし、記事を作ることを前提に話を聞きますから、話をていねいに聞くクセがつきますよね。
実は田舎って、こういう情報の宝庫なんじゃないかと思うのですよ。

って書いてますね。
こういう情報を記録していく上で、ブログはお手軽で優れたメディアだと思っているのです。

日常に価値があるんでしょうね

僕はこの「萩ドットライフ」というブログを書き始めたものの、ほぼ萩市の情報は記事にしていません。
いまのところ、セミリタイアして、東京と萩市の二拠点生活をはじめて、萩市に完全移住をする過程で「考えたこと」「行動したこと」を記録し続けるブログということになっています。

そのうち、完全Uターンしたオッサンが、何を考え、何を生業とし、どんな行動をし、誰と会っていくのか…みたいな話題に変わっていくことだろうと思います。

特に「萩市の観光名所、○○神社を紹介します」とか「隠れた名店、半年後には予約取れなくなるかも」みたいな記事を書くことはないと思うのですよ。
(「ローカルメディアを作りたい」みたいなことも考えているので、別のサイトを作って運営することはあるかも…です)

「地ブログ」って、そういうところに価値があると思うのですよ。

たとえば、萩市に住んでいる人が、この「萩ドットライフ」にたどり着いてくれて「この程度のことだったら、自分のほうがもっと萩市の生活に根ざしたことを書けるな」とか「自分の方が、萩ドットライフよりもアクセス取れる記事を書くことできるよ」みたいな感じで増えてくれると楽しそうだと思っています。

たぶん「これが、わが街自慢の地ブログです」みたいな感じじゃなくて「なんかこの街、ブログ書いてる人多いね。調べ物すると、だいたいブログがヒットする」みたいな感じがステキだと思うのです。

ここまでで記事を書いてみて、最初に抱いていた「地域ブログ」よりも「地ブログ」のほうがしっくりくる感じ、「間違ってないな」と確信しています。

「タイトルに検索ニーズの高いワードを入れる」というのが、SEO的には定石なのですよ。前述の通り「地ブログ」は検索ニーズが低く、「地域ブログ」の方が高いのです。
「地域ブログってワード入れたほうが良さそうだよな」と思いつつも、今回は『「地ブログ」って方言?』というタイトルで投稿してみます。
このほうが『「地ブログ」って「地域ブログ」方言?』とかにするよりも、しっくり来ますからね。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。