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50代のうちに田舎暮らしに馴染んでおきたい

2019.10.24

こんにちは、萩ドットライフ()です。

僕は50代のうちに田舎暮らしに馴染んでおきたいと思っているのです。東京の利便性から離れて、直感とかセンスに頼って「そうしたいから」を基準にものごとを決めていく生活に取り組むためには、気力も体力も残っている今が、いい頃合いなのです。

50代のうちに田舎に馴染みたいのです

前回、萩から東京に移動したのが7月の終わりにでしたから、来週ほぼ3ヶ月ぶりの萩への移動をします。
8月は、混雑するお盆を避けたかったし、住宅ローン借り換えの手続きで突発的な書類準備の依頼に備えていたかったし、9月は「移動日と台風が重なるとイヤだなあ」と、移動を見送っていたのです。

10月になっても台風の襲来は止まらず…。「下旬なら大丈夫だろ」と、意を決してチケットを取ったのが今回の移動です。

僕は現在、東京と山口県萩市を行ったり来たりする二拠点生活をしています。
でも、住民票も法人の本社も東京都江東区に置いていますので、どちらかというと東京が本拠地なのです。

ちょっとバタバタするときには、東京に腰を据えて取り組むことが多いですね。
生活や業務に必要なすべての書類は東京のマンション内にありますし、区役所、江東西税務署、東京法務局墨田出張所でないと入手できない書類もあるのです。

そして、何よりも東京の方が便利なのですよ。

このブログ内でも何度か書いていますが、僕は近い将来、二拠点生活することを辞めて萩に完全移住しようという計画を持っています。

先日無職になったし、住宅ローンも条件のいいものに借り換えが済んだし、そろそろ両親ともに80歳を超えるし、何よりも自分自身が変化を望んでいる時期だし…。
さほど遠い未来のことではなさそうです。

余談ですが「住宅ローン組んでるのに転居しちゃまずいんじゃないの?」と思われた方は、以前投稿した「フラット35で住宅ローンを組んでいれば、賃貸に出せるようです」をご一読ください。

きちんと手続きをして、堂々と転居するつもりなのです。

僕には「50代のうちに、田舎暮らしに馴染みたい」という希望があるのですよ。

今50代半ばだから「近いうち」という意味でもありますし、次の職業を構築するために「田舎を拠点にする」ということが大切な要素だとも思っているからなのです。

次の職業は「生産的な趣味」と捉えて、好きなことをゆったりと、後期高齢者になるまで続けられるようなユルめの職業を作るつもりなのです。

20年以上生業としてきたフリーのデザイナー時代とは目先を変えて、僕が思うがままの行動を取りたいし、生活の質を向上させたり、これまでとは違うストーリーの場面を作る方向にシフトしていきたいのです。

「生活をどう作りたいか」を考え続ける

上述の通り、便利な生活を享受したいのであれば、東京にいたほうがいいのですよ。
商業施設や文化・芸術、医療、公共機関のアクセスに困ることはありませんし「ゆっくり休ませてもらいました、また仕事ガンバリマス」と言えば、またデザイナーに復帰できるでしょう。

ただ、先日投稿した「計画にこだわらずに、試行錯誤を繰り返してみよう」でも書いたように、僕は今自分の10年後20年後の未来がものすごく気になっているのです。

今は、そこに向けた調整期なのです。

これまでの生活を続けていれば、あと数年は持つはずだし、50代にもなってジタバタするのは苦痛ではあるのですが「70代のオレが今のことやり続けるのムリだし、その頃この職業、今のカタチしてないだろうな」と思ったら「さ、次いこうか」と決断せざるを得ませんよね。

そのために「ゼロに戻す」フェーズを作ろうと、無職になったり、長期休暇を取ったりしているのです。
「しばらく無収入でいいから、考えよう、動こう」と思っているのです。

行ったり来たりしているから、なんとなく感じるのですが、僕が移住しようとしている萩は、老人の街です。
いろんなニュースをみていると、日本中の田舎がそんな感じですね。

人口も減りますし、産業も衰退していくのでしょうが「これから日本はどうなっちゃうんだろう?」などと悲嘆に暮れても仕方ないと思うのです。

「自分はこうしたい」と考えて実行してみたほうが、楽しいはずです。

とりあえず僕は、20年後くらいに焦点を合わせて「まずやってみる」をはじめています。
その中に「生まれた街、萩に帰って」ということには意味があるのですよ。

とくに何らかの準備をしているワケではありませんが、とにかく「やってみる」が大切だと思っているのです。
「調整」「修正」「適応」はあとから付いてくるものなのですよ。

どうせ老いるし死ぬのです

上述の通り20年後くらいに焦点を合わせてるのは「そのくらいまでは、職業人として生き永らえられる」「その後は、そのときにみないとわからない」と思っているからなのです。

また、フリーランスになってから今までが約20年。なんとなくの距離計算が利くのです。
「これをもうワンゲームやればいいんだな」と。

過去に『「50代無職」のススメ』という記事を投稿したことがあります。
まだ気力と体力がうっすらと残ってる50代くらいで

  • 「本当に自分がやりたいことをやってみよう」
  • 「作りたいものを作ってみよう」
  • 「住みたいところに住んでみよう」

と行動してみることって、大切だと思っているのです。

ほっとけば、どうせ老いて気力も体力もなくなるし、そのうち寿命がきてしまうのですよ。
ずっと何かの準備中のまま死んじゃうのってイヤですよね。

僕にとって無職になるというのは、いったん「世間や他人との合意を必要としない自分を作る」という意味合いをもっているのです。
以降は、自分の直感とかセンスに頼って「オレがそうしたいから」を基準にものごとを決めていきたいのです。

その方が人生を豊かにできると信じているのです。今が、いい頃合いなのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。