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老後どの程度の住居サイズが必要なんだろう?

2020.01.10

こんにちは、萩ドットライフ()です。

以前、萩市の築古戸建てを内覧して以来いろいろと考えています。「自分の老後には、どの程度の住居サイズが必要なんだろう?」と検討してみると、思ってたよりも小さくて構わないのですよ。小さな家を好きなようにできたほうが快適な気がするのです。

ずっとマンション暮らしだと、田舎の戸建ての大きさに戸惑うね

以前「萩市の古民家を内覧してきた」という記事を投稿してから、ほぼひと月が経過しています。

そのときに感じた違和感についてずっと考えていました。

萩暮らし応援サイト」に掲載されているものなのだし、僕が購入を決めたわけではないので、どの物件を内覧したのかは分からないように書き進めるつもりです。

僕が内覧した物件は、現オーナーさんの残置物が多く残っている物件でした。
想像するに、長らくお年寄りひとりで生活されていたようで、使用されていない部屋が片付いていなかったり、広めの庭が荒れ放題だったりしていました。

そこに関しては「まあ、そんなもんだろうな」という印象なのですが、僕が感じた違和感というのは「オレが住むのに、こんな広さいる?」ということなのですよ。

萩の街を自転車に乗ってグルグルと回っていると、どうしても大きな庭のある、大きな家に目が行ってしまいます。
「せっかく田舎に住むのだから、大きな土地に建つ大きな家がいいな」と思ってしまいますし、「大きな家=富の象徴」ですから、そこそこ見栄も張りたくなりますもんね。

ただ「大きな家」に関しては、僕も最初っから自制は効いていたのです。
なんせ「古民家再生をDIYでやりたい」と思っているので、手に負えない物件を購入するつもりなど毛頭ないのです。

だから僕は「サイズはそこそこでいいよ」という認識でいたのですが、実際に、そこそこのサイズの家を見てみると「これでも結構な広さがあるもんだな」という印象を受けたのです。

「最初から、このサイズの家のセルフリノベーションに取り組むと、途中から苦痛を感じ始めちゃうかもな」という意識が芽生え始めたのですね。

東京で暮らし始めてから40年近く、ずっとアパート・マンション暮らしでした。
60〜70平米の屋内だけでも、掃除や管理が面倒くさいのに、それより大きい建物どころか、それを取り巻くように存在する庭を見ると「これ、永遠に自分で管理し続けるの?」とちょっとした戸惑いを感じてしまうんですよね。

前述のように、内覧した物件が、いろいろと荒れていたので「このくらいでも、年を取ると手に負えなくなっちゃうもんなんだろうな」という気持ちが芽生えてしまったのも、事実です。

でも「田舎に移住して、セルフリノベーション生活したい」という気持ちは強くて、それでジレンマを感じているのです。

今の住居サイズ感のまま、戸建てを取得してみよう

先日投稿した『生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう』にて、

今年はまず、萩市への完全移住を優先順位の最上位に置くことに決めています。
(中略)
年も明けたことだし、あまり深く悩まずに、さっさと拠点を決めてしまおうと思っています。

と書いたように、移住を見直すつもりも、行動のスピードを緩めるつもりはありません。
「萩市に中古戸建を買って移住する」という計画を見直すための理由を探しているワケではないのです。

このひと月、ずっと住居のサイズのことを考え続けています。

いまの僕は、いろんなものをいったんリセットして、75歳から80歳くらいまでの約20年くらいの人生を心地よいものにするためにチューニングしようと思っている最中なのです。

老後を快適なものにしたいために取り組んでいる、セミリタイアだったり、萩市への移住だったりするのです。

そして、先月の古民家内覧が「自分にとって必要な住居のサイズ」を考えるきっかけになったのです。
考えれば考えるほど「これって快適な老後を迎えるために、割と重要なことだよな」と思うようになってきています。

例えば、作業スペース。
10数年前にマンションを買ったとき、5畳強の部屋を「仕事部屋」に充てたのですが、当時はFAXやプリンタ、コピー機、資料棚などに囲まれてキツキツだったものが、今はスカスカ。2畳くらいしか使っていません。いろんな機材が不要になったからですね。

キッチンにしても、当時のパートナーが強く主張した「三ツ口コンロ」もほぼ使いません。
今は、いろんな種類の調理家電が出ていますので、広いワークトップと収納棚が多いほうが良かったと思います。

応接セットも、3人がけのソファなんてほぼ使わないですね…。大人数に来られるの、苦手ですから。
一人がけのソファ×2で充分だし、応接テーブルも「こんな大きなの買うんじゃなかった」と後悔しています。

これから老後に向かう僕にとって、家のサイズなんて40平米もあれば充分なのですよ。
いろいろと考えた結果「50平米未満の1LDKが、最適なんじゃないか」と思い始めています。

このくらいのサイズならば、

  • リノベーションするときに購入する部材の価格もセーブできそう
  • そのぶん、何度もやり直しできそう
  • 「状況変わった、賃貸に出そ」ってなったときにも一定の需要ありそう
  • 間取りの設計次第では、割と広いよ

ということで、「まずは、このくらいの小さい家を拠点にしてみようかな」という希望が強まってるところです。

以前投稿した「田舎の古民家で暮らしてみたい、という好奇心」では、

僕が目指しているのは、農林漁村エリアなのです。
生まれ育った市街地よりも、もっと田舎での暮らしを体験してみたいのです。

なんてことを書いていますが、今は「とりあえず、市街地に小さな拠点を作ろう」という思いが強くなっています。

田舎の狭小住宅、使い途あるんじゃない?

とはいうものの、50平米未満の戸建てなんて、そうそうないんですよね。
都市部だと、このサイズのマンションはよく見かけるのですが、田舎だと家ではなくて「小屋」っていう印象ですもんね…。

でも、いろいろ探してみると、一応あるにはあるのですよ。
なんといいましょうか…。「団地サイズの戸建て」っていうんでしょうかね? 昭和時代、あまり裕福ではない方々をターゲットにして建売分譲されたような気配がする物件です。

小さな同じ形の家が何軒も並んでるアレですね。

価格が100万円未満だったりしますので、環境も含めて「ちょっと状態がよろしくないのかな?」などとも思いますが、チャレンジしてみる価値はありそうな気がしています。

田舎なんて、これからどんどん高齢化が加速するし、空き家も増えるのですよ。

カラダの動かなくなった老人が、100坪もある敷地、50坪もある建物を管理するなんて、無理ですよね。
少しでも便利な場所かつ、管理しやすいサイズの家に転居する流れが起こっても良さそうな気がします。

当然「親から受け継いだこの土地家屋を守りたい」と、手に負えなくなっても、広い家に住み続けられる人たちもおられるでしょう。
反面、これだけ問題化しているのですから「老後に向けて、できることは先手を打っておきたい」という人たちも増えていくように思うのですよ。

空き家が増える問題に関しても、見栄えの良い物件は「古民家レストラン」「古民家ホテル」などで商業利用されるのでしょうが「古くなった普通の家」は、朽ち果てて無価値になる一方です。

僕は、なんとなく「立地の良い古くてサイズの小さい家の、断熱をやり直して、設備をアップデートした物件」をこざっぱりと仕立てると需要がありそうな気がしているのですよ。何の根拠もない、僕の思い込みですけどね。

ただ、僕自身がこれから、そういう家を作りながら暮らしてみたいと思っているのです。
イメージとしては「寝泊まりできるスタジオ(=作業場)を、自分の思い通りにカスタマイズしながら暮らしたい」といったところでしょうかね。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。