徹底的に、だらけるのもいいかもね

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何もしなくていいんだよね

この週末、公園やレジャースポットは人でいっぱいだったみたいですね。
一応、オープンエアの場所ならば三密じゃないからオッケーってことになってるんでしたっけ？
他人の行動の良し悪しに踏み込むつもりはありませんが「天気も良かったし、そうなっちゃうよね」ってところでしょうかね。

ソーシャルディスタンス憲兵になるつもりは、今んとこありません。

結局いま、ニュースを見てもSNSを見ても、新型コロナ関連の情報ばかりなので、イヤでも気になるし、心がザワザワしてしまいますよね。

先日投稿した「望まぬ感情から、距離を取りたい」という記事でも少し触れたように「あまり考えないようにしよう」「積極的に情報を取りに行くのはやめよう」などと思ってたるのですが、自然と目に入ってしまうものは仕方ありませんよね…。

感染者数が何人だ、死者が何人だ、増えた／減った。
それ以外にも「これからの、after コロナ、with コロナの変化」として、

• 働き方が変わる
• 住居・職場の概念が変わる
• 都市から地方へ
• 生き方の再検討
• みんなが止まってる今こと学習を
• これからの大変革に今から準備を

ん〜。まだ何かありましたっけね？　とにかく至るところから、いろんなメッセージが飛び込んでくるのですよ。
こういうときには、いろんな人がいろんなことを言いますからね。

ボーッと見聞きしていると「うん、そうだな。オレもどうにかしないとな」という気分にさせられてしまいます。

ただですね…。

僕の場合、このブログにずっと書き続けているように、別の角度から「自分の人生を、どうにかしようとしている」真っ最中なのですよ。

セミリタイア人になっていて、そのうちユルい職業はこさえるつもりですが、とりあえず今んとこ無職になってみてるし、リモートワークなんてもう20年以上もやってるし、田舎に家を買ったし、東京のマンションを売ろうとしてるし、なんとなく、巷が「これからやってくる！」と言い始めてることを、もう勝手に始めちゃってるんですよね。

とくに「社会の変化に気づいていた」わけでも「新しい価値観を創造している」わけでもなく、ただただ、フリーランスのデザイナーを続けることにバテたからなんですけどね…。

もう3年くらいしたら「オレは雲行きの変化に気付いてた」とか言い始めるかもしれません、たぶん。

こんな状況なので、とくに「after コロナをイメージして、なんとかしなくては」ってならなくてもいいはずのですよ。

僕は、とくに何もしなくてもいいのです。一応、分かっちゃいるのです。

「だらける」の優先順位を上げる

「オレはオレで動き始めてたじゃん」と思っていても、これだけコロナ関連情報に連日接してると、いま自分がやってることが、なんだか外圧によってもたらされてるような錯覚に陥るのですよ。

僕は単純に「風通しの良い場所へ、見晴らしのいいところへ」と思って、山口県萩市への移住を決めたのですが、なんとなくコロナ疎開と結びつけて考えてしまうし、働き方とかもそうですね。

情報の強度によって、時系列が変わって認識されちゃうんでしょうかね？
あたかも自分が今、コロナによって動かされてるような気がして、ちょっとストレスなんですよね。

緊急事態宣言により、萩に移動して新しく買った家の引き渡しを済ませることができなくて、完全移住のスケジュールが仕切り直しになったことによるストレスもあって、ダブルで食らっちゃってますね…。
（参考：二拠点生活、停止中）

とりあえず「もう、いろいろ考えても仕方ないから、ちゃんと休もうかな」と思い始めています。
まずは、緊急事態宣言が解かれる予定の5月6日まで。

とはいえ、僕はいま無職なので、ずっと休んでるっちゃあ休んでるのですが「何々しよう」「何々しなくちゃ」を意図的に否定してみようと思っています。

「そんなこと考えてる暇があったら、ちゃんと休もう」という考えで打ち消すことを試みようと思っているのです。

結果、日々の生活がさほど変わるとは思いませんが、まあ気の持ちようってことですよね。

• せっかくの習慣なので、ブログは毎朝書こう
• 体を動かさないと気が病むので朝ランは続けよう
• ニュースやSNSは見ずに、基本だらけよう

ということにしようと思っています。

うん、何も変わりませんね。
ただこれまで、ニュースやSNSを見ながら何か情報をインプットしていた気になっていたことよりも、「だらける」ことを優先しようと思うのです。

ずっとTVerでクソバラエティやドラマでも見続けてやろうと思います。
朝ランついでに、公園でボーッとしたり、とにかく生産的なことから離れてみようと思うのです。

真面目に「休む」ってわけでもないけど…

以前「フリーランスは自分自身を経営しなくてはならない」という記事にて「フリーランスの経営は、まず自分を休ませること」なんてことを書いていますね。

自分でちゃんとできてこなかったから、こうしてブログに書くんですけどね…。
ホントに上手に休めてる人は、こんなこと考えたりしませんよね。

今もまた、それに近いことを考えているのですよ。

「休む」っていう表現を使っちゃうと、生産工程のひとつのような気がして、無職の僕にはそぐわないように思うので「だらける」でいこうと思います。

しばらく生産的なことから離れて暮らすと、もともと備わってる生命力みたいなものが浮き彫りになってくるような気がしてるんですよね。

なによりも今、徹底的にだらけるのにベストなタイミングじゃないですか…。

昨日投稿した「時間がない、という言い訳」で「細かくて地味なことこそ、とりあえずやろう」なんてことを書いていて、そして文末で書いたように、家中の収納ドアのスライド丁番を調整して回ったのです。

やはり、ちょっとコツをつかむと、あとは楽しかったですよ。
「歪んでる丁番はどこだ、歪んでる丁番は」と…。それなりに有意義でした。

まあ、そういう昨日思っていた「とりあえずやろう」を完全撤回するわけではありませんが、しばらくは「だらける」優先で生活しようと思いついているのです。

「また丁番を調整したいな」という気持ちが強まれば、丁番を調整しますし、「靴、磨きたいな」と思えば、靴を磨きます。

まあ、思いの強弱の問題ですよね。

もしかすると明日のブログでは、また「こういう時期だからこそ、何かやらねば」という記事を書くかもしれません。
僕の中でしっかりとした考えがまとまってるわけではないのですよ。

そのくらいの感じが、だらけていて良いと思うのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。