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口先だけで行動が伴わないのはイヤだ、ってことにしてるけど…

2020.06.08

こんにちは、萩ドットライフ()です。

ずっと外出自粛が続いていたこともあって、ものごとが動き始めると、ホッとしますよね。言いっぱなしになっていて、実際に行動が伴わない状態になってるものがいくつかありましたからね。僕はずっと、口先だけで終わらせることを嫌っていたのです。

ものごとが動き始めると、ホッとしますよね

昨日「東京のマンションに買い手がつきました」という記事を投稿しました。

正直、ホッとしているのですよ。

  1. 不動産を満足できる価格で現金化できてホッとしてる
  2. 地方(山口県萩市)への移住計画が前に進んでホッとしてる
  3. 自分が口にしていたことを実際の行動に変えることができてホッとしてる

もっとたくさん考えられそうな感じもしますが「いろんな『ホッとしてる』を複合させることができて、ホッとしている」ような状況です。

今日は(3)の「自分が口にしていたことを実際の行動に変えることができてホッとしてる」について、考えています。

このブログでも、いろんなところに、いろんな言葉で残しているように、50歳になる前後くらいから、

  • セミリタイアする
  • 仕事辞めて無職になる
  • 地方移住して田舎暮らしする
  • 古民家買ってセルフリノベーションして暮らす

みたいなことを、ずっと言い続けてきたのですよ。

その昔、僕が30代半ばのころ、フリーランスになって、自分の会社を作ったときもそうなのですが「あれやりたい」「こうなりたい」みたいな将来展望って、一定期間「口先だけ」の状態でいなきゃいけないんですよね。
だいたい、行動は後から伴ってくるものですから。

「不言実行」って言葉もありますけれども、集団とかコミュニティに属している以上、要所々々で言葉にして伝えておかなきゃいけない場面ってありますからね。

この辺に関しては、過去にも

なんて記事を投稿しているように、あまり自分の「これやりたい」をペラペラ吹聴して回ってると、行動が伴わなかったときに、こっ恥ずかしい思いをすることになるので「そのへんは控えめに」と思っていますが、行動を起こすときまで、完全に口をつぐみ続けるのも、なかなか困難なのです。

行動が伴わないことを自戒し続けてきました

「言うは易く行うは難し」ってことわざがありますね。

言うは易く行うは難し
【読み】いうはやすくおこなうはかたし
【意味】言うは易く行うは難しとは、何をするにしても、口で言うのは簡単だがそれを実行するのは大変難しいということの教え。
出典:言うは易く行うは難し – 故事ことわざ辞典(2020年6月8日現在)

ホントにその通りだよなあと、ずっと思っています。
そして「口先だけ」で終わってしまうとカッコ悪くて、「行動を伴う」とカッコいい感じに思えてきちゃうんですよね。

難しい方に挑んでる方が、ステージ上がった感ありますもんね。
ずっと最初の「面」にいながら、スライムとばかり戦ってるヤツはダサいのですよ。

だからこそ「口にした以上、実際に行動に移さないとカッコ悪いぞ」ってことになっちゃうんですよね。
僕は、ずっとそう思っていましたし、今でも同じです。

「とにかく、行動してみようぜ」という考えを後押ししてくれる言葉もあって「案ずるより産むが易し」なんてことわざもありますね。

案ずるより産むが易し
【読み】あんずるよりうむがやすし
【意味】案ずるより産むが易しとは、始める前はあれこれ心配をするものだが、実際にやってみると案外たやすくできるものだというたとえ。
出典:案ずるより産むが易し – 故事ことわざ辞典(2020年6月8日現在)

「なんだかんだと、考えてても仕方ないから、やってみりゃいいじゃん」ってことなのです。

そもそも、実際にやってみないと、できるかどうかわかならいし、できなかったことができるようにもなりませんからね。

だから僕はずっと「口先だけで行動が伴わないのはイヤだ」って思い続けてきたし、他人から相談をうけたときも「とにかく、やってみりゃいいじゃん」みたいなことを言っていました。

口先だけで終わらせるのも、選択のうちかもですね

そんなふうに考えてきましたから、「オレは、口にしたことは行動に移してるぞ」みたいな気になっていたのです。

でも、たぶんこれって印象の問題かもですね。

なんとなく最近、思い始めたのですが「行動してないことは、口にしたことすら忘れてるんじゃないか?」ということなのですよ。

これもこうして、ブログを書き続けている効能なのですが、1年くらいまえに「長期休暇が明けたときのことを想って」という記事を投稿しています。
その中で、

まずは、長期休暇中に現在思いついている「やりたいこと」にひとつひとつ手を付けていくつもりです。
たとえば、

  1. 自動車免許の取得
  2. 第二種電気工事士資格の取得
  3. 田舎での不動産購入
  4. 動画撮影・編集の練習

など。

と書いていますが、そもそも今の無職状態を「長期休暇」と捉えるはずだったことなど、すっかり忘れていました。
その上「やりたいこと」リストの中で実際に行動したことは「田舎での不動産購入」のみで、残りはさっぱりアタマから消し飛んでいました。

「口にしたことすら忘れてる」のですよ。
実行率25%(4分の1)ですから僕、「口先だけの人」ですね。

言い訳すれば「これからやるし」ってものも含まれてはいるんですけどね…。

とりあえず、ブログの1記事からサンプリングしてみただけなのですが、これまでの人生「こんなもんだったのかなあ」とも思います。

改めて「行うは難し」という言葉を噛み締め直しています。

ほんのちょっと気が変わっただけでも「行う」はできなくなります。
社会環境が変わっても、自分に足りないものが見つかっても、ほんのちょっとタイミングを外しても「行う」ことに差し支えちゃうんですよね。

「そりゃみんな、口先だけになるわな」とも思います。僕もそうです。

考えてみれば、「やりたい」と思ったことを、すべて口に出して、行動に移してしまうと、シッチャカメッチャカになってしまいますしね。

もしかして、途中で「これ以上進んじゃダメだ」っていうストッパーが働いて、「行う」をやめたものもあるのかもしれませんね。

行動してないから、印象に残っていないだけで。

もしかして「口先だけで、終わらせとく」というのも、ひとつの上手い選択なのかなあ、などと考えはじめているのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。