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東京のマンションに買い手がつきました

2020.06.07

こんにちは、萩ドットライフ()です。

山口県萩市へ本移住するために、さらに一歩踏み出すことができました。こんな時期にも関わらず、東京のマンションに買い手がついたのですよ。売却金額もほぼ希望通りで決着、まさに僥倖です。これが、セミリタイア生活を支えてくれる資金になります。

不動産売買契約を締結しました

以前「東京のマンションを売ることにしました」という記事を投稿しました。

僕のセミリタイア生活を支えてくれるのは、金融資産と不動産(東京のマンション)、そしてあと10年もしないうちに公的年金の受給資格を得られますので、その3本柱の予定だったのです。

そして、娯楽としての職業ですね。
〈参考:セミリタイアの定義。仕事は娯楽(=生産的な趣味)

ずっと、東京のマンションを「売るか? 貸すか?」と悩んでいたのですが、現時点の東京23区の中古マンション相場が、自分で納得行く程度に上がってること、そしてなにより、山口県萩市の古民家の購入を体験したことで「遠隔地の不動産の売買って、パワー要るなあ。『年取ったら売ろ』は無理だな」と感じたからなのです。
(参考:他人の趣味と向き合う ― 萩市の古民家を買うことにしました

そして先日、無事、不動産売買契約を締結することができました。

まだまだ引き渡しまで、いろんな理由による契約破棄の可能性は残っていますが、まずはひと安心です。

山口県萩市への本移住に向けて、もう一歩進めることができました。

この時期に買い手がついたことは、僥倖でした

2年くらい前。ちょうど東京と萩の二拠点生活を開始した頃に、萩市内で高校時代の同級生たちと飲みながら「オリンピックイヤーの正月には、萩市民になってると思うよ」と言ったことがあります。

萩での家探しに難渋し、そして新型コロナ禍で移動の自粛を余儀なくされ、結局は叶いませんでしたが、どうにかこうにか半年遅れくらい追いつくことができそうな感じです。

仲介業者を決め、売り出し価格を決定し、レインズに登録して、「さあ売るぞ。内覧希望者ウエルカム!」と、SUUMOHOME’Sなどのマンション情報サイトに掲載した2020年3月の下旬。

そのほぼ直後の4月7日に、新型コロナ禍により緊急事態宣言が出されて、活動停止になってしまいました…。

仲介会社の担当氏も在宅勤務になってしまうし、なんとなく社会全体が「マンションの売買」っていう雰囲気じゃなくなってしまいましたね。
新築マンションのギャラリーも、軒並み閉鎖してましたからね。

「こりゃ、長丁場になるかな」「売り急ぎの人がいっぱい出てきて、相場に影響しなきゃいいな」などと思いつつも、自分でどうすることもできないので「ま、なるようになるしかないわな」という気分でした。

それが、ゴールデンウィークが空けたころから、少しずつ内覧の申込みがあるようになり、5月の半ばくらいに数組の方をご案内したのですが、その中のひと組と無事、契約に至ることができました。

正直、僥倖だと思っています。

「こういう時期だから、ネット経由の問い合わせは少ないだろうな」と判断した仲介会社の担当氏が、知り合いの不動産業さんと連絡を取り合ってくれたのが影響大だったと思います。

買主さんが近隣にお住まいの方で、相場をご存知だったので、売買価格の決定に関してもすんなりと決まりました。

売り出し価格よりも、若干低い価格で申し込みをいただいたのですが、当初から想定していた範囲内だったので「オッケーです。これで進めてください」と。

さて、売却代金の運用方法を考えなきゃ

今こういう時期ですから、いろんな考えは巡っていたのですよ。

「じゃんじゃん金融緩和してるから、株価の戻りが早いな。もしかしてバブルの始まり?」とか、「秋口に二番底がやってきたら、不動産価格にも影響あるかも。そこまで引っ張ったら今の価格をキープできなくなるかもな…」などなど。

でも、概ね希望価格で売却できそうで助かりました。
分譲時(15年前)の、約150%で手放すことができたのですよ。

もしかするとこの先、不動産バブルがやってきて「早まった」と思うこともあるかもしれませんが、そうなったとしても十分満足です。

だって購入時にイメージしていたのは「向こう10年程度は、分譲価格キープ」「賃貸運用時に、客付けに困らない立地」だったのですから。

現金化したものは、一部は萩の家のリノベーションや、当面の生活費として「生活口座」に置きつつ、残りは証券口座にて、金融資産として運用しようと考えています。

毎月初に定期コンテンツとして投稿している「現在の金融資産の保有状況」でも書いているように、僕は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」もしくは「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」を中心に買い付けることにしています。
(参考:VTと楽天・全世界株式インデックス・ファンド に集中させつつあります

なので、この方針のまま買い増しを続けていく予定でいます。
たぶん、楽天VTを買い付けることになろうかと思います。取り崩し運用を視野に入れていますからね。

時間をかけて、分散投資をしようと思っています

ただ、問題は買い方なのですよ。

これまでの僕は、あまり何も考えずに、手元に現金があるときには一気に買い付け、生活資金が不足したら、テキトーに売るようなことを繰り返してきました。

でも、今回は手元にやってくる資金が、マンションの売却代金なので巨額なのですよ。
ちょっとビビっています。

しかも、この先の世界情勢がどうなるか不透明だし…。

「リーマンショックのときも、回復までに4年くらいかかってるもんな」なんてことが脳裏から離れないのですよ。

国際線の需要が元通りになるのは2024年頃なんじゃない? なんてことも言われてますしね…。

IATA、国際線回復は2024年に 搭乗前検温など代替措置提案
IATA(国際航空運送協会)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で急減した国際線の需要が、2019年の水準に回復するのは2024年になるとの見通しを現地時間5月13日に発表した。各国の国内線は2022年までの回復を見込む一方、国際線は到着地での感染者隔離が多くの旅行者を遠ざけているとし、需要回復に向けて各国政府に代替措置を講じるよう要請した。
出展:IATA、国際線回復は2024年に 搭乗前検温など代替措置提案(2020年05月14日)

なので、今回は1年半とか2年くらいかけて、ゆっくりと「毎月○日に○万円分購入」みたいに分散投資をしようかと思っています。

とはいえ、毎月の購入額もそこそこの金額になりそうなんですけどね…。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。