のんびりやろ。セミリタイア中だもの

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久々に、眠れない夜を

ひと月に1回だか、ふた月に1回だか、とくに決まってるわけじゃありませんが、定期的に眠れない夜を迎えますね。

昨晩がそうだったのですよ。

温度計を見たときには、室温24℃、湿度58％くらいでさほど不快な夜ではなかったのですが、なんだか寝苦しく感じる夜でした。
布団をかければ蒸し暑いし、剥がすとちょっと寒い。

お腹にだけかけたり、仕舞ったタオルケットを取り出してみたりと、いろいろやってみたのですが結局いつまで経っても眠れず「もう寝なくていいや、とくに起きる時間なんて決まってないんだもん」と開き直り、ずっとYouTubeを観ながら過ごしていました。

4時くらいまでは覚えていたのですが、その後どうにか眠りにつけたようです。

ところが、こういうのが老いなんでしょうかね。
別に、そのまま昼過ぎまで寝ていても誰に迷惑をかけるわけでもないのに、自然と目が覚めてしまうんですよね。

気づいたら6時半でした。
「もうちょっと寝よう」と思い目を瞑ったのですが、再び寝入るような気配もなく、外も明るくなったし、こうして起き出していつも通りブログを書き始めています。

萩市民になり、今の家で暮らし始めてひと月が経ちますが、眠れない夜を迎えるのは初めてのことでした。

とくに何のスケジュールがあるわけでもないのに、いつもの就寝時間に眠れないとそれなりに落ち着かないものですね。
考えなくてもいいようなことを考えてしまうのですよ。

要らぬことを考え始めるから、また眠れなくなるんですけどね。

ちょっと浮足立ってる感じ

何かしらの納期が迫ってるわけでもなければ、人と会う約束があって、その準備をしなければならないわけでもないのに、それなりに浮足立ってる感じがするのですよ。

そういうのは自分の性分なので、仕方ないっちゃあ仕方ないんですけどね。

せっかく無職になって、セミリタイア生活に突入できたのに、いまいちのんびりすることに慣れないんでしょうね。
先日も「セミリタイアへの突入。すごくスムーズだったんじゃないかな」なんて記事を投稿しているように、なんとなく自分がこさえた現状について、あ〜でもないこ〜でもないと考えることが多いのです。

定期的に「この生活、長く続くんだから、焦らずにのんびりやろう」と自分自身に言い聞かせるのですが、どうも地に足がつかない感じがあるのですよね。

「なんかしっくりこないな」と感じています。

こういうときは気忙しく動いても、始めから何かが噛み合っていないのだから、仕方ないんですけどね。
やるべきことが見つかったら、すぐにバタバタっと処理してしまおうとするのです。

時間はあるのだから、いろんなことをゆっくりと捌けばいいんですけどね。
どうしても、複数のタスクを同時進行してしまおうとするのですよ。

その方が効率はいいに決まってるのですが、無駄に気忙しくなってしまうのです。

そのへんが「しっくりこない」元凶だとは感じてるのですが、なかなか調子よくできないのです。

ゼロに戻そう

あれ？　こないだも似たようなことを考えてたぞ、と思ったら「暇で忙しいくらいの感じが、ちょうどいいのです」って記事を投稿していますね。

その中で「オレはマルチタスクに向いてないから、ひとつのタスクが動いてりゃそれでいいや」なんてことを書いてますね。

まさにそのことを、もう一度考えているのですよ。
というか「こりゃ、定期的に考え続けることになるんだろうな」などと思っています。

なまじっかサクサク動けてるときって、調子のいいときでもあるので「もっと動けるんじゃないか」なんて思いがちなんですよね。
職業人だったころには、そういう部分が評価されたこともあったようにも思います。

でも、それでバテて、シンドくなってセミリタイアしたはずなんですよね。

同じことを繰り返しちゃ意味ないのです。

このブログでもいっとき「ゼロに戻す」って言葉を多用していた時期がありました。
僕が思い描いているセミリタイアのイメージって、練習後にコートやグラウンドの整備をしたり、料理のあとにキッチンの片付けをするような感じなんです。

どうせ明日も使うのに、いったん使う前の状態に戻し続けるんですよね。

そういうセミリタイア感を「ゼロに戻す」って言葉で自分に言い聞かせ続けてたんです。
たぶん、セミリタイア生活が始まったにもかかわらず、その感じを上手くつかめてないからしっくりきていないのだと思います。

とりあえず、難しく考えても仕方ないから「のんびりやろ」ということにします。
昨晩、なかなか寝付けずにずっとそんなことを考えていたので、チャッチャと書いてみました。

とりあえず、今の問題は「眠たいのに眠れないって、ものすごく不快だな…。どうしよ」ってことですかね。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。