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睡眠の重要性。50代にしてようやく実感

2019.06.27

こんにちは、萩ドットライフ()です。

セミリタイア生活をはじめて、睡眠の質が向上しているのですよ。気付いてはいたのですが、ここ数日風邪を引いて寝苦しい夜を過ごすことで、その重要性を再認識しているところです。若いうちから認識できていれば、もっと快適な職業人生だったかな、と。

セミリタイア生活で手に入れた最も大きなものは「睡眠の質」かも

セミリタイア生活をはじめて、半年程度経過していますが、明らかに睡眠の質の向上を感じています。
ざっくりと認識している効果は以下の3点です。

  1. 寝付きが良くなった
  2. 夜中に目が覚めなくなった
  3. 睡眠時間が増えた

1:寝付きが良くなった

これに関しては、セミリタイア生活を始める前から、少しずつ感じていたことなので、必ずしもセミリタイア「だけ」の効能ではないかもしれません。
むしろ「加齢」による影響が大きいのかも…。

もともと、僕は就寝前にベッドで読書をする習慣があったのですよ。
場合によっては、夜中に本を読みはじめ、そのまま朝までかけて1冊読破してしまうことも。

寝付きが悪いが故に、読書習慣が生まれ、読書が楽しいことで、なかなか寝られない、という悪循環でした。

老眼が進んできたことがきっかけだったと思います。本を読むことがだんだんと億劫になってきたのですよ。
40代後半にパニック障害を発症し、その日を境にタバコが吸えなくなりました。
この二つの理由によって、もともと寝付きは良くなっていたのですよ。

ただ、セミリタイアをはじめてからは、もっと良くなったような気がします。

2:夜中に目が覚めなくなった

明らかに、セミリタイア生活をはじめてから、夜中に目が覚めて時間を確認することや、トイレに行くことが減りました。

年齢とともに、睡眠が浅くなり始めていることを感じていたのですが、それが解消されたように感じます。

3:睡眠時間が増えた

以前「セミリタイア生活をはじめたら睡眠時間が増えた」という記事を投稿したこともあるのですが、これが一番の変化だろうと思っています。

僕はずっと「ショートスリーパーだし、その方が都合いい」くらいに思っていたのですよ。
とくに30代半ばでフリーランスになってから、40代後半でパニック障害を発症するまでは、1日の大半を作業場で過ごすことに安心感を覚えていましたから。

睡眠時間は連日3〜5時間。10日に1度くらいのペースで14・5時間の寝溜めをするような生活でした。
40代くらいまでの無理の利く年代の頃は「眠たくなったら、そんときに寝りゃいい」「寝るのがもったいない」みたいな考え方をしていました。

それが、毎日7〜9時間くらい寝るような生活に変わったのですが、明らかにこちらの方が快適です。

風邪を引いて「睡眠の質」の重要性を再認識

この1週間くらい、長めの風邪を引いていまして、一時的に睡眠の質が急低下しているのですよ。
熱は出ないし、昼間は特に重い症状もないのでそれほど重篤な感じは受けていないのですが、夜中辛いのですよ。

寝入り端や就寝中に何度も、咳き込んだり呼吸が苦しくなったりで、なんどもゲホゲホやりながら目が覚めるのですよ。

現在セミリタイア中なので、何かの作業に追われているわけではないのですが、起きてる間ずっと「なんとなく睡眠が足りてない」感覚があって、それが不快なのです。

風邪を引いている今、それが毎日のことなのです。
思えば、以前のショートスリーパーだった時代、ずっとこんな感じだったのですよ。
それを解消するために、ずっと何かしら作業をして覚醒させ続けていたように思います。

突然、僕を襲ったパニック障害は調整弁だったのかもしれませんね…。
前述の通り、その翌日からタバコが吸えなくなって禁煙に成功しましたし、訪れた病院で高血圧症や心肥大も発見されて、治療をはじめるきっかけになりましたから。

そのころから、今のセミリタイア生活をうっすらとイメージするようになってはいたのですよ。

このたび風邪を引くことで、図らずもセミリタイア生活に入る前の「質の悪い睡眠」が続く生活を思い出すことができました。

住環境も重要。今後のテーマにしよう

今、東京と山口県萩市で二拠点生活をしています。
実は「睡眠の質」を考えたときに、この両者の間で差があるのですよ。

以前「築40年を超える軽量鉄骨住宅、寒いっ!」という記事を書いたことがあるように、萩の作業場は、古い住宅かつ、父親が開口部を増設しているために、冬寒く、夏暑いのですよ。

その上、自動クリーニング機能付きのエアコンが設置されていて、夜中に温度調節を停止して、騒音を出しながらクリーニングをはじめてしまうのです。

反面、東京の作業場の方はRC造のマンションなので、温度管理には適しています。
二重サッシなので、騒音対策上も優れています。
当然、こちらのほうが睡眠の質は高まりますよね。

エアコンについては、要調査ですね。
東京の作業場に設置しているエアコンも、購入時にはあまり深く考えないものなのですよ。
せいぜい「何畳用」みたいなサイズ感と「室外機がうるさくないやつがいいです」くらいのことしか聞かなかったような気がします。

ここ数日「睡眠の質って重要だな」みたいなことを考えていますので「エアコンって、寝てるときに使ってることをイメージしないとダメだな」と思っているのです。

僕は今50代半ばですが、ようやく「睡眠の質の重要性」を身にしみて感じ始めたところなのです。

僕は近い将来、山口県萩市に完全移住するつもりです。
そして「古民家再生をDIYでやりたい[思いついてることを記録する]」という記事を書いたこともあるように、古い家を買って、セルフリノベーションをしながら居住したいと思っているのですよ。

なんとなく今、立地選びやリノベーション方針として「睡眠の質を確保する家」というテーマが浮かんできているところです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。