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田舎での行動範囲を広げるために、自転車を買おう

2019.11.26

こんにちは、萩ドットライフ()です。

ここ1年以上にわたって、東京と山口県萩市の二拠点生活をしているのに、萩での行動範囲が極端に狭いのですよ。朝ランの習慣はありますが、だいたいコースが決まっていますしね。せっかくの田舎暮らし、足を延ばす用に自転車を買うことにしました。

僕は自動車免許を持ってないのです

現在、東京と萩市の二拠点生活をしています。
僕は自動車免許を持っていません。

東京にいるときは何も困らず、むしろ車が不要なのにも関わらず車を欲しがってしまうものだから、半分意図的に免許を失効してしまったのです。
もう半分は、仕事が詰まっていて更新に行くのが億劫だったから、ですね。

当時暮らしていた街は、ちょっと不便なところにある警察署に行かなければいけなかったのですよ。

結果的には、以前投稿した「不動産を取得したときに考えていたこと」でも触れたように「稼いだお金を高い車を買わずに、不動産や金融資産に振り向けられてヨカッタ」と思っています。

もともと車が嫌いではなかったのですよ。
とくに30代・40代前半くらいまでは、いわゆる高級車がとても欲しかった時期があったのです。

ちょうどフリーランスになったばかりの頃で、毎月の家賃の支払いにも困ってたりしていたので「はやく状況を改善して高級車を買うぞ」という欲求がモチベーションになっていたのは確かです。

実際、仕事もお金も入ってくるようになると、カタログを集めて眺めて喜んでたし、近所の駐車場を物色してましたもん。「さあ、輸入代理店のショールームに行くぞ!」寸前でした。

僕にとって、メインクライアントがマンションデベロッパーだったのが良い巡り合わせでしたね。
気がついたら、周りが不動産の話をする人だらけになってました。
それで「車よりもマンション買おう。車で外出すると駐車場に困るし、お酒飲めないしな」と考えるようになったのですよ。

「じゃあ、自動車免許要らないか、また車欲しくなっても困るしな」と…。

ただ、こうして二拠点生活を始めたり、田舎に移住することを決めると、途端に困った状況に陥りますね。

萩にいるときは、徒歩か「萩循環まぁーるバス」という公共交通を利用しています。

萩の旧市街部は山に囲まれた狭い街なので、だいたい歩けばどうにかなるのですが、それでもかなり行動を制限されますね。
当然、出かけることが少なくなってしまいます。

萩の作業場に自転車を買おうと思います

僕は近い将来、萩市に完全移住することに決めています。
先日、萩市の空き家バンクに登録する手続きはしました。なんとなく気になる物件も視野に入っています。
(参考:田舎に家を買う条件 ― 萩で物件探し始めます

なので、自動車免許は再取得することに決めています。
田舎暮らしをすることに決めて以来、ずっと思っていることなのですよ、以前「50代にして自動車免許を取るつもりです」という記事を投稿したのが、半年以上前のことです。

全体のスケジュール感が出ないと、なかなか行動に繋がらないものなんですよね…。

でも、ようやく手持ちの案件がすべてクローズし、晴れて無職になったのでもう仕事との兼ね合いを考える必要がなくなったので、そろそろ本気で動こうと思います。

なんとなくのスケジュール感としては、来年のゴールデンウィーク明けくらいには、すでに萩市内に物件を取得してい転居して住民票を移したいのですよ。当然、法人の移転手続きもしなくてはなりません。

それまでに半年くらい時間があるので、東京で自動車免許を取ってしまおうと思っています。
萩に移住したらすぐに車を使えたほうが、便利ですもんね。

ただ、それに先駆けて萩の作業場で自転車を買おうとも思っているのですよ。
物件探しだったり、萩市での行動範囲を確保するために1台持っていたほうが便利なのです。

かつてこのブログ内で何度か「農林漁村部に住みたい」と書いたことがありますが、これが今、若干揺らいでいます。
「旧市街地に住んで、子供の頃に見ていた景色をもう一度眺めながら過ごすのもいいなあ」とも思っているのです。
子供の頃は、萩市内を自転車で移動する生活をしていましたから、その生活にちょっと懐かしさを感じているのです。

農林漁村部の物件を内覧に行くためには、車がないとどうしようもないけど、旧市街地や周辺部ならば自転車があれば充分こと足りますしね。

せっかく二拠点生活をしてるので、行動範囲を広げたいのです

前述の通り、農林漁村部に移住するか? 旧市街地に移住するか? 決めかねています。
いま気になっている物件が、旧市街地なので、ちょっとそちらに意識が寄ってるかな? というところです。

どちらも一長一短ですからね。

おそらく、物件を回ってる段階のどこかで一気に勢いがついて「ここ買います」って言ったところに決まるんでしょうね。
東京のマンション買ったときも、そんな感じでしたから。

買ってしまえば、あとは「自分の選択が間違ってなかった理由」を集めて回りますし、「間違っていなかった」ことにするための行動を取り始めるので、さほど後悔にいたることはないのですよ。そんなもんです。

ただ、どちらで暮らすにせよ、近所数キロ圏を移動するための手段として、自転車はあったほうがいいと思っています。

今週末の11月30日からまた、萩の作業場に移動します。
そのときに自転車を買うことに決めました。

スポーティでカッコいいやつじゃなくて、いわゆるママチャリ。
ちょっとした買い物や、数km程度の移動に便利なヤツが1台欲しいのです。

僕が今「萩の作業場」と呼んでいるのは、僕が高校まで暮らしていた実家です。
両親と弟一家が住んでいるのですが、弟の子供、甥も姪もすでに巣立っているので、自転車が1台もない家なのですよ…。

以前は、誰のかよくわからない自転車が何台かあったんですけどね。

これまで1年以上にわたって二拠点生活を続けてきたのに、なぜ自転車を購入することに思い当たらなかったのか、不思議でなりません。
おそらく、二拠点生活することそのものが目的化していたし、あまり行動範囲を広げようという動機がなかったからだろうと推測しています。

東京にいるときもあまり出歩いたりしませんからね。

せっかく今、人生の転機を迎えていて、田舎暮らしをしようと思い立っているのです。
幸い、無職にもなって暇な時間もいっぱいあります。

ほんのちょっとだけ、行動範囲を広げてみようかな? などと思っているところなのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。