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目覚ましを使わない生活を続けています

2019.12.07

こんにちは、萩ドットライフ()です。

ここ10年以上、目覚ましを使わない生活をしています。夜型だったときも朝型の今もそうです。自然に寝て自然に起きる生活が快適だからそうしています。無職になった今、睡眠の質と量が急速に改善しつつあるのですが、それがとてもよく分かるのです。

無職になったら、睡眠が改善された

最近、睡眠の質と量が小学生並なのですよ。

昨夜20時頃に「なんだか眠たくなってきたな。ちょっと横になろう」とベッドに入り、YouTubeを観ていたらいつの間にか寝落ちしていて、気がついたら朝6時半。

「あれ、10時間も寝ちゃった」の今、このブログ記事を書きはじめています。
実は、この1週間で3日ほど10時間を超えて睡眠をとった日がありました。

自分で覚えている限り、はじめてのことなんじゃないかな…。

数ヶ月前に「セミリタイア生活をはじめたら睡眠時間が増えた」という記事を書きました。

まだ、少しの運用案件が残ってはいるものの、週の労働時間が3・4日程度になっていて「もうなんとなく、セミリタイア始まったな」などと思い始めていた頃ですね。

その後にも「睡眠の重要性。50代にしてようやく実感」なんて記事も書いていますように、仕事量が減っていくに連れ、睡眠の質も量も改善されていってるようなのです。

さすがに「10時間は長すぎだろ」「たまになら『あ〜よく寝た』だけど、週3日は多すぎだろ」とも思っているのですが、なんとなく気分がいいので「睡眠が改善されてるな、ヨシ」と思うようにしています。

今、山口県萩市で暮らしています。
僕は、東京と萩を行ったり来たりする二拠点生活をしているのです。

萩にいる間は、僕が高校時代まで住んでいた実家の1室に居候させてもらっているのですが、さほど住環境が快適なわけではありません。
むしろ、外気の変化を感じやすいし、目の前が交差点なので常に自動車の通行音が耳に入る環境なのです。
(参考:築40年を超える軽量鉄骨住宅、寒いっ!

なので、決して「東京にいるときよりも、萩にいるときのほうがよく眠れる」というワケでもないのです。
頭の中から、仕事に関することが消えていることの効果ですね、たぶん。

その証拠に、無職になってからさらに睡眠の質が改善されたように感じているのです。
セミリタイア生活に入ったときにも感じたことなのですが「さらに」なのです。

フリーランスは、目覚まし使わない生活

もともと僕は、目覚ましを使わない生活をしているのです。
フリーランスなので出勤という概念をもっていないからですね。

あまり定刻に起床する必要がないのです。

それでもかつては、打ち合わせのある日や、交通機関を使って移動する日には、念のため目覚ましを使っていたのですが、いつの頃からか、打ち合わせも移動のスタートも遅い時間に設定されるようになりました。

自分でもそう仕向けようとしていたし、周りもなんとなく察してくれてたんですね…。
どうしても「朝から」ってスケジュールのときは、寝ずに行ってました。

かつての僕は、夜が明けてから就寝し、昼過ぎに起きるような生活をしていたのです。
誰からも連絡がない深夜の作業が、いちばん捗ると信じていたのですよ。

これ、決してオススメしません。僕、身体こわしてパニック障害発症しましたから。
(参考:40代に起こる心身の変化

パニック障害を発症したと同時に、他にもいろんなトラブルが見つかって3ヶ月程度休養したあとは、一転して朝型になりました。

加齢のせいかもしれませんが、21時過ぎに眠たくなって、4時台には目が覚めてしまうのです。
当然、目覚ましなんてまったく不要ですよね。

ときを同じくして「働き方改革」みたいな考え方が流行り始めましたから、深夜に電話をかけてくる仕事関係者が根絶された(皆無じゃないけどね…)ことも、僕の朝型生活を後押ししてくれました。

ここ10年以上、目覚ましを使わない生活をしてきました

もちろん、例外はあります。
午前便の飛行機に乗る予定のときは「念のために」と、時計のアラーム機能をセットすることくらいはするのです。

別に意地で「目覚まし使わない」と決めているワケではないのです。
自然に寝て、自然に起きることが快適だから、そうしているのです。

大概、アラームに起こされることはなくて、すでに起床していて、メールチェックしてたり、パッキングしてる途中に「ピピッ」と鳴りはじめ「ああ、アラームをセットしてたか…」と思い出すくらいです。

よく「寝る前に『明日は7時に起きる』と強く念じておけば、自然と7時に目が覚めるよ」という人もいるのですが、僕はそういうのではないのですよ。

40年近く前のバレーボール部の合宿所生活、下級生時代にはそんな能力もあったような気はしますが、社会人になってからはダルダルです。

そう思っていたのです。

でも思い返してみると、夜型時代には、何時に寝ても13時か14時くらいには目が覚めていたし、朝型生活に変わってからも、前述のように4時か5時には目覚めていたのです。
(もちろん、体調によって例外はありますけどね)

たとえば、お酒を飲んで深夜タクシーで帰ってきて1時に寝ても、5時に目が覚めて「酒飲んだ日は、睡眠の質、悪ぃな」などと思っていました。

目覚ましを使わない生活はまだまだ続きます

無職になって、ふた月程度が経過して。
ほっといたら10時間寝るようになってはじめて「あの頃はあれでも起床時間を意識してたのかもな」と思うようになりました。

以前投稿した「早起きは三文の徳なのか?」でも書いたように、絶対に邪魔されない作業時間が欲しかっただけなのかもしれません。

それが、深夜に確保する(=夜型)か、早朝に確保する(=朝型)かだけの違いで、ずっと無意識のうちに時間管理していたということなのでしょうね。

いわゆる「九時五時」という、会社員の皆さんが稼働している時間から自分の作業時間のピークをズラした方が1日を長く使えるからなのです。

朝型になってからの一時期は「何時に寝ても5時に目が覚めるな。年だな、年」などと思っていたのですが、頭から仕事のことが消えるに連れ、睡眠時間がどんどん長くなっています。

目覚ましを使わず自然に任せているので、わかりやすいのですよ。

50歳を超えてから、かならず1度はトイレに起きていたのですが、ここ半年くらいノンストップで寝るようになりました。冒頭で述べたような10時間睡眠のときも、ノンストップです。

「寝過ぎてカラダが痛い、アタマが重い」も一切ありません。
明らかに無職になってから、睡眠の質も量も改善しているのです。

目覚ましを使って、強制的に起床する習慣を持っていたら気付かなかったかもしれません。

これが、一過性のものなのか? ずっと続くものなのかどうかは謎です。
こうやってブログ記事にして意識してしまったことによって、失われるかもしれません。

今晩、5時間で目が覚めてしまって「やっぱダメじゃ〜ん」ということになるかもしれませんが、とりあえず「仕事のことが頭から消えたら、睡眠の質が変わったよ」ということだけは、ちゃんと記録しておこうと思います。

当面、時間に縛られる生活をする予定はありません。
目覚ましを使わない生活は、まだまだ続きそうです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。