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セミリタイアは、モチベーションの調整弁

2019.06.05

こんにちは、萩ドットライフ()です。

定期的に投稿している「僕のセミリタイアについての考え方」です。過去の記事と重複しているところもあれば、矛盾しているところもあるかも知れません。日々テキトーにアップデートしている「考え方」なので、ありのまま記録し続けているのです。

過去にも何度か記事にしていますが、僕が「セミリタイア」について語るとき、サラリーマンの方がイメージしているそれとは若干、意味合いが違っているかと思います。

僕はもともとフリーランスなのですよ。
30代でフリーランスになり、それから50代半ばの今まで運よく、フリーのデザイナーとしてメシを食ってこれたのです。
ある程度の自由と責任は、すでにトレードオフ済みなのです。

その上で「もっとユルみたい」という欲求のもと、いろんなことを実践しているのですが、その中のひとつが「セミリタイア」なのです。

ずっと働き続けたいのです

なんだかんだと言いながら、結局のところフリーランスの労働者でい続けたいのですよ。
今のところ、

  • デザイナーはやめる
  • 一緒に仕事をしてきたコミュニティからは去る
  • もう1回、単体で新しいポジション取りに行く

みたいなことを考えていますし、すでに新規案件の受注は停止していますので、仕事量も収入も激減中です。

「いったん無職になって、長期休暇を取りつつリセットしたあとに再起動しよう」と考えているので、予想通りの展開なのではありますが、収入が下がるとちょっとヘコみますね。
(参考:セミリタイア・ブルー。収入が月20万円を下回りました

50歳を超えたくらいでしょうか。モチベーションの低下を感じてきたのですよ。
疲労感といいましょうか…。
「2・3日ゆっくりして、またガンバるか」みたいな感じの短期的なものではなくて、もっと長いスパンの「オレって、デザイナーを続けてていいの?」みたいな、人生の選択に対しての疑問を含むような、ややこしめの疲労感ですね。

40代後半に、パニック障害を発症したことがあって、しばらく休養して、体重を激減させたり、一夜にしてタバコが吸えなくなったり、心肥大の治療をしたりなどなどがあって…。
そうこうしているうちに、メインクライアントが企業合併し、その余波で指定業者を外されたものの、様々な方々のご尽力によって、2年後の選定で再度指定業者として復活させってもらって、2・3本の新規案件を公開させたくらいのときでしたね。

このころから「焼きが回ってきたな、スタイルを変えよう」と考えた末にたどり着いたのが「セミリタイア」だったのですよ。

モチベーションが上がらないまま仕事を続けるのってキツいんですよね。
プロフェッショナルとして、案件に参加していますから「スミマセン、モチベーションが上がらないので、このくらいの出来になっちゃいます」ってありえませんからね。

当然「いつものパフォーマンスでお願い」ってことになるに決まってるのですよ。

自分のモチベーションを、自分で面倒見ることも、プロのお仕事なのです。

50歳超えて、焼きが回ってモチベーションを上げられなくなった自分が考えたことは「総取っ替え」でした。
以前「デザイナーは引退しても、デザインは続けるよ」でも書いたように、どっちみちマインドセットとしての「デザイン思考」は残り続けるはずなのですよ。

なので「どんな事を始めたくなっても、大きくブレることはないだろうな」「たぶんデザイナーっぽい何かになるんだろうな」と甘く考えています。
いろんなトライアルを繰り返すことで、職業人としての寿命が伸びれば、それでいいのです。
これからの人生、ずっと「セミリタイア」でいたいのですよ。

自分の好きなようにしたいだけなのです

セミリタイア中だから、のんびりと暮らしていなければならないというイメージは持っていません。
何かしら「やりたい」が見つかったときは、寝食忘れて没頭する期間があったり、ガンガンにパフォーマンスを上げていくフェーズを設けたりもすると思うのです。

また、何らかのトラブルに遭遇して、お金に困ったり、何をやってもモチベーションが上がらなくなったら、フルタイムの被雇用者になることも当然、想定しているのです。

モチベーションの上げ下げを自分で好きなようにコントロールしたいのですよ。
そのために、常に自分が「セミリタイア中なのだから、ユルもうがツメようが、どっちでもいいんだよ」という状態にいることが大切だと思っているのです。

今のところ「思っている」だけなので、実際にやってみて検証しようとしているのです。

加齢とともに、モチベーションの方向性が変わっているのかもしれません。

10年前は、人よりも多くの案件を受注したかったし、収入もハイスコアを狙いたかった。メインクライアントの案件の中でも、重要案件を任されたかったし、ミーティングの座を支配することが快感だった…。そういう方向性でモチベーションを上げていたのです。

それがだんだんと、ゆったりと落ち着いて考えることが心地よくなった、瞬間風速的な報酬の金額よりも「後期高齢者になった自分」を豊かにしてくれる働き方を望むようになった、ひとりでいろんな情報に接している時間を大切に思うようになった。
なんとなく、モチベーションのカタチがふんわりとしてきているのですよ。

これに関しても「モチベーションのカタチくらい、自分の好きなやつを選びたい」と思っているのです。

そうなると、今のままクライアントワークを続けていくよりも、自己完結する仕事を模索してみた方がいい結果が得られると思っているのです。
(参考:自己完結型(スタンドアローン)の仕事を模索しよう

働き続けるための工夫なのです

働き続けるためには、働き続けるための技術が必要だと思うのですよ。
定期的にモチベーションを上げたり、メンテナンスにお金をかけたり、働き方をいろいろ試してみたり。
働きながらでも、常に調子を気にしていなくてはならないのです。

こういうのって、自分でしかコントロールできないのですよ。

とりあえず僕は、まず「セミリタイア」という言葉を用いることで、働き方をリセットしてみて、自分が好きなようにモチベーションをコントロールしたり、今までよりももう少し、メンテナンスに気配りができるようにしようと思っているのです。

生まれた街「萩」の小さなひとつに還ろう。